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ユーザー一覧へ最終ログイン日を表示するプラグイン「When Last Login」

公開日:2018(平成30)年1月5日/最終更新日:

WordPress Plugin



WordPressでたくさんのユーザーで運用するサイトや購読者を募るサイトを作ったとき、ユーザーの管理どうしてますか??

中には登録だけしてずっとログインしていない人もいるのでは??セキュリティ上こうした幽霊部員はできるだけ削除しておきたいところ。でもそれを判断する方法が残念ながら標準のユーザー一覧にはありません。

今回紹介する【When Last Login】は、ユーザー一覧に「最終ログイン日」と「最終ログインしたIPアドレス」を表示できるプラグイン。この情報が分かるだけでずいぶんユーザー管理が楽になると思います。

【When Last Login】プラグインの基本的な機能・できること

  1. ユーザー一覧に「最終ログイン日」の情報を表示
  2. ユーザー一覧に「最終ログインしたIPアドレス」の情報を表示

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【When Last Login】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【When Last Login】プラグインは設定項目が少ないので特に必要ないと思います

【When Last Login】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

【When Last Login】プラグインの基本的な使い方

設定はダッシュボードから「When Last Login」をクリックして行います。

といっても設定項目は1点のみ、「Record user’s IP address when logging in(最終ログインしたときのIPアドレスを記録しますか?)という項目にチェックを入れるだけです。ここにチェックが入っていないとIPアドレスの情報は収集されないので必ず行うようにしましょう。

設定が終わったらユーザー一覧を表示してみてください。一覧に「Last Login(最終ログイン日)」と「Last Logged In IP Address(最後にログインしたときのIPアドレス)」が表示されるようになりますよね?

プラグインのテスト環境&個人的評価

最後に【When Last Login】を動作確認した際の環境と個人的な評価を書いておきます。導入の検討や参考になれば幸いです。

テストした環境

  • テストサーバー:ドメインキング
  • WordPressのバージョン:4.9.0
  • PHPのバージョン:7.0
  • テーマ:Simplicity2 バージョン2.3.0g
  • プラグインのバージョン:本記事で紹介しているバージョン  0.9/最新バージョン 1.2.2
  • 公式サイト(wordpress.org上):https://wordpress.org/plugins/when-last-login/
  • 公式サイト(作者サイト):

個人的な評価・感想ほか

  1. 設定のしやすさ:★★★★★
  2. 使いやすさ:★★★★★
  3. おすすめ度:★★★★★

こういうかゆいところに手が届く系のプラグインは本当に便利だと思います。このプラグインで長い間ログインしていないユーザーを削除したりすることもできますし、メールプラグインなどを使って確認をとることもできますね。

また以下のプラグインと併用して

で登録したままログインできないようにしたり

で登録したままログインできないようにしつつ、メールでその旨を通知して確認をする

といった使い方をすればユーザーの管理がより完璧にできると思います。

ログインされるたびにping送信されるようです

しばらく使っていて分かったことですが、ログインされるたびにカスタム投稿タイプから公開された記事としてログを蓄積していくため、サイトのping送信機能が有効だとジャンジャン送信されてしまうようです。pingスパム扱いされてしまうことを気にされるようならこのプラグインは使用しない方がいいと思います。

著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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