WordPressのカスタマイズ方法やプラグインレビューを中心に、パソコン/動物/植物のことなどを紹介するホームページです

「トンイ」を何度か見てから「テバク」の冒頭数話を見るととても信じられない

公開日:2017(平成29)年10月21日/最終更新日:

「トンイ」を何度か見てから「テバク」の冒頭数話を見るととても信じられない



【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

李氏朝鮮時代の歴史ドラマ(あくまでドラマ)とはいえ、チャン・グンソク主演のドラマ【テバク ~運命の瞬間(とき)~】の冒頭は「トンイ」を何度も見た私からすると何とも信じがたい展開から始まりますね。

テバクでのトンイの存在とテバクの誕生については

  1. 両班ではありながらギャンブルに明け暮れる夫を持つトンイ
  2. 夫から逃げるために王室の側室になる
  3. 産まれた第一子はすごく早産だったので王の子ではないとされる
  4. 第一子は亡くなったことにするものの元夫のところへ預けられる
  5. その子が育ち、父親が殺された後に復讐!?

という最初の5話位までのストーリーになっています。

一方「トンイ」だと

  1. トンイは賎民の出身で「剣契」のかしらである「チェ・ヒョウォン」の娘、母親の存在はなし
  2. 冤罪によって「チェ・ヒョウォン」は死罪となり、トンイは命からがら逃げ伸びる
  3. いろいろないきさつを経て宮中に入る
  4. 王様と知り合い、これまたいろいろないきさつを経て王室の側室である承恩尚宮となり第一子を出産するも子供は病気で亡くなる
  5. その後一度王宮を追われた後、産まれた後の延礽君とトンイが危険にされされたのをきっかけに宮殿に戻る

こんな感じ。

もともとトンイ(淑嬪崔氏)が宮殿に入る前の歴史は残っていないのでどちらもドラマ上の設定ではあるものの、やっぱりトンイから見た印象では違和感がぬぐいきれない感じがします。

「トンイ」では第一子は宮殿内で病気でなくなることになっているので、テバクではここと関連づけて亡くなったことにして実は・・・という感じなんでしょうね。

「テバク」の宮廷内では禧嬪 張氏(オクチョン)もいて、世子も延礽君もいて、実は延礽君には「亡くなった」はずのお兄さんがいる=これがチャングンソク演ずる【テバク】ということになりますね。

いろいろな韓流歴史ドラマを見てどれもこれも宮廷が腐りきった体質だったことは確実だと思うので、どちらもありそうななさそうな展開ではありますが、トンイファンとしてはちょっと悪女?な感じがして納得いかない感じです。

でも歴史上ではトンイは悪女として知られているようですから、テバクのような描き方をされていてもまだ美化されているのかもしれません。同じ時代のドラマに禧嬪 張氏(オクチョン)を主人公として描いた「チャンオクチョン」というのがありますが、ここでのトンイは洗踏房(セダッパン)にいて王様を誘惑するというまさに「悪女」として描かれています。

果たしてどちらが本当か?それともどれもこれもフィクションか・・・韓流歴史ドラマファンとして気になるところです。

このことを除けば全く違う話ですから「テバク」は「テバク」で楽しもうと思います。

この時代の韓流歴史ドラマはたくさんありますね。日本では織田信長などが活躍した時代が人気があるのと同じで、この時代か、「ホジュン」の頃(日本の丁度戦国時代あたり)の出来事が韓国では興味関心があることからこれらの時代を描いたドラマが多いそうです。