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「小田急小田原線沿線の火災」報道などで私が感じた「偏見」や「不公平感」「不公正感」

公開日:2017(平成29)年9月11日/最終更新日:

ニュース



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昨日起きた小田急小田原線沿線のボクシングジムで起きた火災。この火が緊急停止した車両の天井に燃え移って、その後乗客は安全に車両を降りて避難できた、重傷者やけが人がなくてよかった・・・、というのが今回の件の概要でしたね。でも誰もが思った「何でここに電車止まってるの?」に対する報道の伝え方はさまざま。

私自身は今回のニュースを通じて報道の速さと正確さ、公平さに対していささか疑問に思いました。どこの局のどのニュースが・・・という批判をするつもりは全くありませんが、唯一「NHKは事実を事実として淡々と報道するのでやっぱり一番正確かな?」と感じたのは私だけではないはず・・・。

今回の事故でなぜここに一度電車が止まってしまったのかということについて、最終的な情報では

  1. 消防から小田急の指令所に沿線火災が起きたことを連絡
  2. 小田急の指令所が判断する前に警察が車両を停めようと「緊急停止ボタン」を押す
  3. 「緊急停止ボタン」は踏切で事故があったとき、踏切手前で自動停止させるためのボタンだったため、踏切手前で車両は停止、火災が起きているすぐ横に連結されている車両が止まってしまった

というのがほぼ正確な流れだと思います。そしてNHKはそのように報道。民法各社も最終的には同様の報道にはなったものの・・・民法はそれぞれいろいろな意見が付け足されていましたね。

専門家は「もっと早く避難させるべきだった」など起きた後のことをいろいろ語っていましたが、後からならなんとでも言えることですし、何より普段起こりえないことが起きたことに対して必死に対処した人たちのことに対して何の労いもない。

さらに「ここに停車させた誰それが悪い」とか「緊急停止ボタンを押した警察が・・・」などなど言いたい放題。

それじゃあ最終的に悪いのは緊急停止ボタンが踏切手前で停止するためのボタンだったことを知らずに押した警官が悪いの?ってことになってしまうかのように映ってしまいますが、鉄道関係者ではない人のうちいったい何人が踏切の緊急停止ボタンは踏切手前で強制停止するのを知ってたのか?

緊急だからとっさにみんなが動く、自身の判断で動く、それで何か複合するトラブルが起きたとしても最終的には誰一人命を落とすことなく解決した・・・という安堵の報道にはなぜならないんでしょう・・・。

以前にあった政治のニュース?である「森友学園」や「加計学園」の問題にしても最終的に何がどうなったのか・・・という結論には至っておらず、政治家や政府を追い込むため引き合いに出されたこの2つの問題で実害を被ったのは経営者の方々。確かに補助金の不正取得があったのかもしれないし、誰かの鶴の一声で学校の設置が認められたのかもしれませんが、ここで引き合いに出されていなかったらすんなり開校できていた話。それでは土地を安く販売したとされる国はどうなってるの?補助金の申請を通した役所はどうなの?他に補助金を不正に取得しているところはないの?(たくさんあると思うけどなぁ・・・)などなどについては追及されないんですかね?

昔は誰それがどう思ったかというのが多い民法のニュースが好きでしたが、歳をとったからかあくまでも客観的に報道するNHKのニュースが最近肌に合うようになってきました。