名古屋圏在住の1人としてよく利用させてもらっているし、UCSカードで結構毎月お買い物もさせてもらってるし・・・とにかく私の中では結構な買い物シェアを示す【アピタ・ピアゴ】。
昔々は「西川屋」なんて呼ばれてて、私の小さい頃にはもうすでにユニーになっているのにおばあちゃんから「西川屋行こうか?」なんて連れられてよく行ったものです。
それがユニーからアピタに、ユーストアからピアゴになったかと思っていたら、ユニーグループが運営していた「サークルK」がファミリーマートになっていって・・・。
数々の変遷をしている【アピタ・ピアゴ】が今度はドン・キホーテ化していくかも?というニュースが掲載されました
https://www.asahi.com/articles/ASKBJ5TRCKBJOIPE021.html
ドン・キホーテから11月に4割の出資を受け、5年間で100店舗程度を目途に「ドン・キホーテ」のノウハウを入れた店舗へ転換していくというものです。
アピタと言えばけっこうゆったりした売り場で、ディスカウンターにはない「ちょっといいもの」を買うのにすごくいい店舗だったのに・・・まだどの店舗がドン・キホーテ化?するかは発表されていませんが、多分私のよく行く店舗はお客さん少な目だからきっと・・・でしょう。
あくまで私見として、ドン・キホーテはいろいろな商品は販売されているものの「安かろう悪かろう」ものも結構ある印象。そう遠くない距離にあるので頻度はそれなりでも行くことはあります。でも消耗品以外はあまり買った印象がなく、リビング用品や寝具などはやっぱりアピタやイオンで購入することが多いです。
そのアピタがドン・キホーテ化したら・・・あのごちゃごちゃした売り場やスマートでない派手なPOPなどがアピタの中に展開されるようになるのかぁ・・・とちょっと残念な気持ちになりました。経営は大変かもしれないけど結構なポリシー変更だと思います。
まあよく利用する顧客として経営面から提案させていただけることがあるとすれば、
- 食品売り場以外では結構「遊んでる?」店員さんが多い
- 食品売り場ではレジ作業が遅い
- 店舗によって価格が違うものがいっぱいある
と思います。恐らくは丁寧にきちんと対応するために多めに人を配置しているのだとは思うのですが、結構食品以外の売り場ではレジカウンター内でスタッフ同士が大声で談笑しているのを目にしますし、レジ係の人からは「速くやろう」という感じが全く伝わってこない。丁寧というのはお客さんがどう感じるかということが大きいと思うので「遅い」と感じられては逆効果だと思うのですがどうでしょう・・・。サービスカウンターでたばこ買う時などスタッフ同士で会話してて一向に気づいてくれない時もあるし・・・。
それに家から同じ距離にあるアピタとピアゴで価格の全く違うもの(酷い場合にはアピタで500円のものがピアゴでは800円なんて場合も)があって、いったいどっちが正規の価格なの?と疑心暗鬼になることもあります。
また、アピタやピアゴへ行くよりは遠いけど、食品スーパーで「平和堂」というのがあって、そことの違いは値下げの潔さ。まあ値下げ品を買っていく客なんかいらないのかもしれないけど、びっくりするくらいの価格にさっさと格下げして売り切ろう!!という平和堂と比べると、「食品を買いに行こう!!」という場合どちらに優先的に行くかといえばちょっと遠くても平和堂になってしまいますね。
前述した「レジ」の会計作業も同じ位丁寧に商品を扱いながら圧倒的に平和堂の方が速い(速くやろうという意志が伝わって来る)ですから、混雑しそうな時間帯であればあるほどそちらへ行ってしまう、これは顧客心理でしょう。
これはドン・キホーテに対する偏見かもしれないけど、1点1点の価値や単価というよりも買い上げ点数側の要素が強いドン・キホーテのやり方が、一見丁寧に見えるアピタに採用されたら・・・どの位レジは並んでしまうんだろうなんて勝手に心配しています。
経営で最後に行うのが「人員の効率化や整理」だとは思いますが、今までの方針を変えて異業種を入れる前に自社でやれることがあるんじゃないかなぁなんて失礼ながら思ってしまいました。
ドン・キホーテのノウハウを入れた店舗は営業時間も延長するようですからより一層人件費の問題が・・・のような気がします。
以上、長年お世話になってきた【アピタ・ピアゴ】のファンとしての意見でした