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結局たばこ税は増税になるんですね ~消費税増税後の軽減税率適用時の財源確保~

公開日:2017(平成29)年10月25日/最終更新日:

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今回の選挙で自民党が圧勝したことで2019年10月の消費税10%への引き上げはほぼ確実になりましたね。

そういえば【軽減税率】って言葉覚えてます??私はすっかり忘れてました。

少し前にワイドショーなどでは多くの時間を割いて放送していたのにも関わらず・・・です。

軽減税率というのはざっくり言うと、一律8%だった税率を一気に一律10%へ上げてしまうと低所得者などへの影響が強いので、ある条件を満たすものについては8%のまま据え置く方式を言います。

軽減税率が適用されるのは、人が食べる前提の食料品・飲料と毎日配達される新聞。これらは8%のままです。ただし食料品にはさらに細かい分類があって

  1. 酒類
  2. 外食・老人介護施設などでの食事を除くケータリング(出張料理)
  3. 食品とおまけなどのセット品でのおまけ部分(全体の1/3を超える部分がおまけの場合)

は10%に引き上げとなるようです。詳しくは国税庁の配布している資料

https://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/04.pdf

をご覧ください。この資料は販売者側の処理に関するパンフレットではありますが、消費者から見ても何が8%で何が10%になるのかは分かると思います。

まあこれで大変になるのは商売をするときの処理ですけど消費者からすればそんなの関係ねぇって感じですよね?きっと帳簿をつけるソフトが高い値段で販売されたり、レジのシステム変更などが必要になるのでそれはそれで景気対策??だと思いますけどね。

まあまあ軽減税率については私も思い出せたので、これを読んで皆さんも思い出していただけたらいいと思います。つまり消費増税になっても食生活には一応影響がないということですね(細かいこと言うと、これに対する流通業すべての設備などに対する対応が必要な分さらに中身が減って価格が上がることになると思われますけど・・・)。

ここだけの話、これ知ってたら選挙の結果ももう少し違ったかもしれませんね・・・。演説などでも増税の賛否は語っても軽減税率についてはあまり語られていなかったように思うので。

そこでこの2%増税しきれなかった部分をどこで補完するのかというのも当時はいろいろと議論されてはいたものの「これ」っていう策がないままだったと記憶しています。

たばこ増税です。情報によると前回と同様に1本あたり3.5円程度引き上げられると・・・と書かれているのできっとこの程度になるのでしょう(火のない所に・・・と言いますから)。

そうなるとたばこは1箱20本ですから3.5×20=70、なんと1箱70円程度価格が上がるということになるのです。

とすれば、今420円のものはいよいよ500円に・・・ということになります。ひと昔前は200円台だったように記憶してますけど・・・。

多分これに対して反対は出ますが今の分煙に対する過剰な?対応などがあることから恐らく実行されるでしょう。そして、たばこが高いからと加熱式のものなどへ変更したという方はこれとは別に税がかかる可能性があるようです。

今でも1本約12円が税ですから、今回の増税でいよいよ半分が税金という時代が来るのかもしれません・・。愛煙家としてちょっと考えるべきときが来たのかなぁ・・・としみじみ思いました。

これで喫煙人口が減って税収が減ったら次は何税が増税になるんでしょうねぇ・・・。