パソコンが普及し始めた時期、今とは雲泥の差があるスペックでありながらその頃ウン十万とひと財産となりそうな値段のパソコンセットを購入したのが私がパソコンと関わるようになったきっかけでした。
当時パソコンと言えば
- すごく大きいパソコン本体
- 重くて無駄に大きいモニタ
- キーボード&マウス
- 使うかどうか分からないパソコンソフト
そしてお約束のようにセット化されていた【インクジェットプリンタ】、さらに紙の資料や写真を手軽に保存できるようになる【スキャナー】なんてのが1つのコンポーネントのようになっていましたね。
しかも今のようにUSBではなかったので何かサプライを交換するたびにパソコンを再起動が当たり前でした。
時代は変わってなんでもかんでもインターネット、電話することが基本のガラケーからスマートフォンに変わり、紙の代わりになりそうなタブレット端末も登場しました。でも、未だにプリンターを持っている方が多いんですね。
というのはパソコンなどでは「下位互換性」といって最新の機能を持つものでなくても使えるようになっているのと同じでコミュニケーションを取る時には「全員がノートパソコンやタブレットを持っている」なら何等かの方法で共通の資料が見れたりするのですが、
- そもそもデジタル端末が使いこなせない
- 同じ資料をどうやって見るかが分からない
- 気軽にその資料へ書いたりできない
ことや、全員が同じ環境のデータを見ることができないので、どうしても紙媒体というのが最低限の共用資産となるわけです。会社の会議なんかだと紙の資料で会議しながら「この資料メールで送っといて!」なんていう「最初からメールでやれば??」と思えるような会話が当たり前のようになっていますから、やっぱり紙は必要というのが現在だと思います。
そしてパソコン=プリンターというのもまだまだ根付いていて、使っていないけどプリンターはあるという方がとても多いと思います。
そのプリンターを使うのは年賀状作成の時位でしょうか?いざ!!と印刷しようとしたら何にも色が出なかったりかすれたり・・・でクリーニングなどしているうちに平気で1セットインクカートリッジが無くなるなんてこともあるんですよね?防ぐには週に1~2回フルカラーで何か印刷していれば済む話ではあるのですが、そのときはやっぱり「紙とインクの無駄」だと思ってしまうんですね。結局はインクの大量消費につながってしまうんですけど・・・。
さらにプリンターにはクリーニングなどで噴射したインクを吸収するスポンジみたいなのがあって、このスポンジには吸収できる容量があるんです。この容量をオーバーすると・・・プリンター買えるんじゃない?という位の費用をかけて部品交換しないと使えなくなるんです。殊に最近のプリンターではすぐにここがダメになるなぁと感じますね。
インク代は本当にバカになりません。互換用インクを使ったとしても結構な費用が掛かります。ほとんど使わないのにわざわざ年に1~2回使うためにプリンターを買うのはどう?なんて思えますね。年賀状も手書きではなく宛名まで印刷してしまうのですから「あけおめメール」で済ませば済む話なのかもしれません。
我が家は「無駄だな」と判断して前のプリンターが故障してから買うのを止めました。あると無駄に印刷してしまうものも、ないならないでどうにかして印刷しないで済む方法を見つけられるし、本当に必要ならフラッシュメモリーに保存してコンビニへGo!で事足りますからね。
皆さんもパソコン=プリンターから脱却してデジタルを満喫してみてはどうでしょうか??
とはいえやっぱりプリンターがないと・・・という方、こんなインクジェットプリンターが人気のようですよ!!
プリンタには大きく
- 前から紙の補充ができる「強制給紙型」
- プリンタの後ろの方に紙を立てて補充する「自重給紙型」
の2種類がありますが、スタイルがいいし紙を入れっぱなしにしても曲がることが少ないから強制給紙型がいい!と思って購入すると痛い目に遭うことがあります(経験談)から、やっぱり機構が単純な自重式をおすすめします。
強制給紙式で発生する主なトラブルは
- 紙が全く送られずに印刷だけ進む(次の紙は端が真っ黒?になる)
- あり得ない位の紙が巻き込まれてエラーになる
- 2の場合でエラー解消するも印刷済みと判断されて印刷されないものが出る
特に一度にたくさん印刷するもので紙の厚いはがきの印刷では自重給紙型のプリンタがおすすめです。