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今出始めている4Kテレビなどの(k)って何?? テレビを選ぶ時のチェックポイント

公開日:2014(平成26)年12月9日/最終更新日:

Knowledge Base ニュース



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素朴な疑問を感じたので調べてみました。

巷で主流になりつつある4kなるテレビやレコーダー。デジタルハイビジョンと何が違うの??

疑問に思ったことありませんか??

デジタル放送が始まった当初、ハイビジョン、フルハイビジョンなどという呼び方があり、その違いは??と思っているうちにフルハイビジョンが標準化してしまって疑問解決の暇すらありませんでした。

現在主流のフルハイビジョンと4kの違いはズバリ!!コマの細かさです。

デジタル放送はいわゆるパラパラ漫画のように1つ1つの画像をパッパッと切り替えていくことで動画として扱うもので、1つの画像を表示する点の数を画素といいます。これが1つの面にいくつあるのかが画素数ということになるわけです。

フルハイビジョンと4Kはおおよそ倍の画素数の違いがあります。

フルハイビジョンの画素数は縦1920×横1080、一方4kの画素数は縦3840×横2160。

縦も横も倍なんですね。

つまり同じ大きさのテレビでも倍の密度の画像や映像が見えるということになって、より滑らかに、よりきれいに見えるのが4kということになります。

ただ、まだ4kのテレビやカメラが出始めたばかりなので、テレビ放送すべてが4kのすごくきれいな映像というわけでもないですので、今後量産化が進めば放送も4k化して本領発揮されていくのだと思います。

デジタル放送が始まったら途端にテレビの価格がたちまちに下がっていったのと同じように、4Kもメジャーになれば価格も下がってくると思うので、新しいもの好きでなければ今のところ手を出す必要もないと思われます。

ちなみにアナログとフルハイビジョンの違いですが、アナログは連続した量で、デジタルは数値を持つ量なので一概に比較はできません(簡単に言うとデジタル放送はパラパラ漫画を高速で見ているイメージ)。

あえて比較するとすれば、アナログテレビの走査線数は縦525本なので、一瞬の映像のみで比較すると、フルハイビジョンは倍の数の線があるわけです。アナログからデジタルに変わった時、すごくきれいに感じましたよね??

おまけ 「4K対応テレビ」「4Kチューナー内蔵テレビ」の違い

日本語って本当に難しい(笑)。ネットで見てても、店頭で見てても出てくるのが「4K対応テレビ」「4Kチューナー内蔵テレビ」という文字。この違い知ってます??

「4K対応」と書かれているテレビは液晶パネル(画面)が4K表示できる性能を持つものの、映像を作るチューナー部分は従来のままのものを言います。つまり見た目は今までのテレビと変わらないということです。将来的に外付けの4Kチューナーを付けたり、4Kチューナー内蔵のレコーダーなどをつなげばきれいな映像が見れるようになってますよ!ということなのです。「4Kチューナー内蔵テレビ」と比べて価格が非常に安いのでついつい手を出してしまいそうですが、テレビ1台で4Kの精細な映像を見るのであればこのタイプはパスした方がいいでしょう。

また4k放送は基本的にBSの専用チャンネルで見られますので、専用チャンネル用のチューナーがない=4K放送は基本見ることができません。

一方「4Kチューナー内蔵」と書かれているテレビはすべてが4K放送対応ですから、これ1台買えばすぐに4K放送が楽しめます。
※ケーブルテレビなどでは4K放送に対応していない(信号が送られていない)ものもありますので、事前に4K放送に対応しているかを確認しましょう。

おまけ テレビ選びのツボ処

1度購入するとなかなか買い替えることのないテレビですから、価格に惑わされずに必要な性能を持つものを選ぶようにしましょう。チェックポイントは以下の通り。

録画機能を持つテレビの場合のチューナーの数

4K見れるし、録画対応だし・・・これでいいか!!と決定する前に必ずチェックしたい項目です。

一番いいのは、テレビ受信・同時録画数分のチューナーを備えていること(2番組同時録画ならチューナーも3つ)。

当然チューナー数が増えればその分高額になりますので、激安商品の中にはこの数が少ないものもあります。どういうことかと言うと、テレビ+2番組同時録画のテレビの場合でBS4K放送を受信するチューナーが1つ少ない2個のものは・・・

  • BS4kでテレビを今見ている+その時間帯の録画は1番組まで
  • 同時間帯に2つのBS4K放送を録画していると、その間はBS4K放送が見れない

といったケースが起こり得るということです。時にはそうした場合もあるでしょうから、予算の許す限り同時録画数+1(テレビ分)のチューナーを内蔵したものを選ぶようにしましょう。

インターネットブラウザを搭載しているかどうか

最近ではインターネットを通じた映像配信が増えています。これらを見るにはテレビがインターネットブラウザを使用できるものにするか、パソコンで表示させたネット動画をケーブルでつないで見ることになります。

せっかくテレビを買ったのに、ネット放送はパソコンを通じて・・・ではちょっと残念ですので、この機能が必要かどうか?あるかどうかのチェックはするようにしましょう。

外付けハードディスクの台数と容量

録画機能付きテレビの場合、内臓されている記録媒体(ハードディスク)がいっぱいになったときのために外付けのハードディスクが接続できるようになっているものがほとんどです。

通常はいくらでも増設、増量できるようになっていますが、中には台数・容量に制限を設けているものがありますのでチェックしてみてください。

日本のメーカーがいいとは限らない

昔は技術といえば日本でしょ!でしたが、今では国産メーカーが続々とテレビや液晶パネル事業から撤退しています。

メーカー側はその技術をそのまま停止するのではなく、主に中国のメーカーに技術を売るという形をとっています。これは技術力の問題ではなく、日本で生産するコスト(人件費など)が高く、販売価格として海外メーカーと勝負にならないと判断しているからにほかなりません。

無名で「このテレビどこのメーカー?」というテレビでもカタログやメーカーサイトを見ると実は日本の映像技術をそのままつかったものだったりしますので、店員さんに聞いたりカタログを見たりしてヒントを得るようにしましょう。

長く使うものですから、店頭で見つけて衝動買い・・・というよりは情報がなければ一度帰ってパソコンで見るなり、その場でスマホで確認するなりすれば思わぬ良品に出会えることもありますよ。

また、店頭で多く販売されている商品はそれだけ改修部品も多く流通していますから、特に壊れることの多いリモコンなども比較的安価で手に入る可能性が高くなる可能性がありますから、それらも考慮して選ぶといいでしょう。