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Googleの検索結果にはページのどの部分が反映され、表示されるか?

公開日:2017(平成29)年1月24日/最終更新日:

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【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

ブログやホームページで記事やコンテンツを作り、Googleにインデックス(登録)された、でも、意図しているタイトルや説明と違うものが表示されてしまった・・・こんな経験ありませんか?

結論から言うと、Googleの検索エンジンクローラーは私たちが目に見えているページを見て「ここはタイトルだな」とか「ここは説明だな」というのを判断している訳ではありません。

意図している情報が表示されるようにするにはGoogleが読み取りやすいようにページの構造として「ここはタイトル」「ここは説明」というのを設定する必要があります。

今回はGoogleの検索結果にページのどの部分が反映されるのかと、WordPressで作成したサイトでこの情報を確実に伝える方法を紹介します。

超初心者向け情報なので、そんなのわかってるよ!!という方は読み飛ばしていただいてかまいません。

Googleがインデックスするときに使う「タイトル」と「説明文」

前述したとおり、Googleは闇雲にこの2つの要素を表示している訳ではありません。タイトル、説明それぞれ抽出するためのHTMLタグの設定に基づいてインデックスしています。これらを確実に伝えるためには、まず自身のページにこの要素があるかを確認することが必要です。

Googleが認識する要素は

  1. タイトル部分=「<title>~</title>」の間に記述された部分
  2. 説明文=「<meta name=”description” content=”ここに記述された部分” />」

です。

まずはページのソース(HTML文)を確認してこれらが記述されているかを確認します。

Google Chromeでの確認は

  1. 調べたいページを開く
  2. ページ上のどこかで右クリックし、「ソースを表示」をクリックする

という手順で行います。長いプログラム文が出てきますが、<head>~ </head>の間に出てきますから、比較的上のほうにあると思います。この設定がないと特に説明文は<body>~</body>の間にある最初の<p>タグが付いた部分の先頭から適当な数の文字を抽出して表示します。

WordPressで使うテーマのほとんど、特にSEO対策してまっせ!!といううたい文句のテーマでは必ずこれらを記述する要素が設定されていたり、テーマカスタマイザーで設定できるようになっているはずですから確認してみてください。

また、WordPressには「抜粋」という項目があり、テーマによっては「抜粋」項目に入力があればそれを、そうでなければ文章の先頭から〇〇文字を説明として<meta name=”description” content=”ここに記述された部分” />に埋め込むようになっているものもありますから各テーマの解説に従ってください。

WordPressでこの要素を与えるには

テーマにこれらの要素を追記する方法がない、別の方法で任意に値を設定したい場合にはプラグインを使います。とはいえ、タイトルタグそのものを変更すること(表示されるタイトルとGoogleに伝えるタイトルが異なる)はGoogleでは推奨されていないようですからタイトルタグの変更はしない方がいいと思います。

有名な「All in one seo pack」などでは任意にタイトルタグを変更できるようになっているものもありますから、その機能を使うかどうかは自己判断するしかないと思います。

今回紹介するのはdescriptionタグと、現在ではページの構成要素として認識しなくなっているkeyword要素を追加できるプラグインです。

名前は「meta manager」です。

使い方と概要についてはリンク先の紹介記事で説明しています。

このプラグインを使うと、投稿編集画面に「キーワード」と「説明」を入力する画面が追加されますから、そこにキーワードと
Googleの検索結果へ表示させたい説明文を入力して更新していくだけです。

Googleのインデックスの内容が書き換わるのには再度検索エンジンクローラーが巡回してくるまで待つ必要がありますから、変更が反映されるまで数日から1か月程度かかることがありますから気長に待つようにしましょう。

「meta manager」プラグインを使うときの注意

このプラグインは大変便利で私が作るサイトでは必ず使用しています。が、2点ほど注意点があります。それは

  1. 一度使い始めたら、ずっと継続して使わなければならない
  2. 予め抜粋などからdescriptionタグを生成する機能と重複使用すると2重にタグが出力されてしまう

ということです。

1についてはプラグインを止めた途端にdescriptionタグが出力されなくなりますから、アクセスに影響があるかもしれないという懸念がありますから、使い続ける必要があります。

2については、実際にソース表示をすれば分かるのですが、テーマや他のプラグインでdescriptionタグが生成されていることをチェックはしませんから、descriptionタグが重複して表示されてしまい、検索エンジンは最初にあるタグの内容を抽出して登録(インデックス)してしまう可能性があります。

さいごに

アクセスアップに関するいろいろなページを見て、タイトルの書き方に気を付ける人は多いかもしれませんが、説明は適当または設定していないという方は多いのでは??

実際に自分が何かを検索したときに見るのはタイトルよりも説明の方ではありませんか?検索結果に表示されるタイトルのほとんどは検索語句に沿ったものですから、その中からどのページを見るのか?というのは説明を見て「これだ!」と判断していますよね?

せっかく検索結果の上位に表示されても冒頭の文章が説明として表示されたら何を言いたいページなのか分からず、スルーされてしまう可能性が高いわけですから、タイトルと同様に説明文にも少し気を遣うようにすればアクセス数に大きな違いが出てくるかもしれませんよ!

ちなみに私が作るサイトは「Simplicity2」というテーマを使っています。このテーマでは前述したようにdescriptionタグの生成を先頭〇〇文字にするのか、抜粋項目にするのか、はたまた何も生成しないのかという選択肢があります。

ただ、テーマを後々変更するかもしれないということを考えてあえてこの機能は停止して「meta manager」を使いつつ抜粋項目も入力するようにしています。そうしておけばどんなテーマに変更しても、「meta manager」プラグインが使えなくなっても何等かの方法でdescriptionタグが生成できますからね。

参考になれば幸いです