Google Adsenseで最近導入された広告掲載率の最適化機能。ご存知ですか?
広告掲載率の最適化は広告の掲載率を下げることで優先して収益の高いものを表示してくれるようになるため、収益に影響をなるべく与えずに表示される広告数を減らすという機能。このサイトでも使用しています。
設定してしばらくになりますが、結果的には収益は変わらないかやや上昇した感じです(こればっかりはいろいろな要素の兼ね合いがあるので断言は不可能です)。
上の記事でも書いていますけど1つ問題が。それは通常の配信がない場合にはそのスペースが空白または折りたたみ(上に約まる)になること。つまり広告で必ず表記する「スポンサーリンク」だけが表示されたままになってしまうんですね。
それなら「スポンサーリンク」の表示をなくせばいいんじゃない?と思った方、残念!!これは重大な規約違反になります。アドセンスでは「テキスト広告」や「ディスプレイ広告」を表示する場合には広告であることがわかるように「スポンサーリンク」と表示しないとアウト!アカウントが停止されることもあります。
でもあのサイトは・・・と思った方もいると思います。もちろん規約違反の場合もありますけど、アドセンスは他の広告サービスでの代替広告に使われていたりする(Admaxなど)ので一概には言えません。広告にマウスを合わせてリンクをよく見ると明らかにアドセンスのものなのか他のサービスの代替広告なのかがわかりますヨ。見てみてくださいね。・・・ちょっと脱線しましたね。
ちなみに「スポンサーリンク」という文字列の表示は最近追加されたネイティブ広告や関連記事ユニット、リンクユニットでは必要ないので「テキスト広告」や「ディスプレイ広告」だけ不自然になってしまうんです。
それなら代替広告を設定すればいいのでは?と思った方、正解です!!!でも代替広告に設定できるのはURLだけで広告コードをそのまま張り付けてもダメなのはご存知ですか?
今回はアドセンスの「テキスト広告」や「ディスプレイ広告」が表示されなかったスペースに代わりの広告を表示する方法を紹介します。
Adsenseの広告ユニットに代替広告を設定する方法
前述したように代替広告の設定は特定のURLでなければなりません。したがって2段階で設定していく必要があります。今回は代替広告にAmazonアソシエイトのイージーリンクを設定する前提でお話しますね。なぜイージーリンクなのか??それはノーメンテナンスで運用できるからです。別に特定の商品の広告でもいいですし、他のサービスでも構いませんよ。
まずは以下のコードをメモ帳などにコピペしてください
<HTML>
<HEAD>
<TITLE></TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<center>
ここに広告コードをそのままコピペ
</center>
</BODY>
</HTML>
これは基本的な単一ウェブページの構造です。最近はWordPressなどhtmlなんてのを意識せずにサイトが作れてしまうので意外と知らない方が多いと思います。
次にAmazonアソシエイトにログインして「商品リンク」→「バナーリンク」→「イージーリンク」をクリックして代替広告にするサイズのもののコードをコピーします。
そして、メモ帳にコピペしたコードの「ここに広告コードをそのままコピペ」へイージーリンクの広告コードを貼り付けます。
ファイル名をつけて適当に保存します(ファイル名は半角英数字、ファイルの種類はhtmlにしてください)。仮に「amazon300250.html」だとして説明を続けます。
このファイルをサーバーの中にアップロードします。サイトの公開フォルダ内に「ad」などのフォルダを作成してアップロードするといいでしょう。
試しにそのファイルへアクセスしてみます。
上の例でいけば「サイトのアドレス/ad/amazon300250.html」となります。これで画面の真ん中にばーんと広告が表示されれば前準備完了です。
あとはアドセンスの管理画面から広告設定で代替広告を挿入したい広告を選択し、画面の下のほうにある「表示可能な広告がない場合」をクリックして「他のURLを表示する」をクリック後、先ほどの「サイトのアドレス/ad/amazon300250.html」を設定すれば完了です。
アドセンスで非同期の広告を挿入していたり、サイトでキャッシュ機能を使っている場合にはしばらく待たないと表示されません(私の経験では2~3分)のでしばらく経ってからサイトのページをいくつか表示して、代替広告が表示されるかをテストしてみてください。