今更聞けないホームページ作成のルール(文章などの引用やリンクのマナー)

公開日:2016(平成28)年4月15日/最終更新日:

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至って今更ではありますが、ふと「引用って何?」ということが気になったのであえて記事にします。

ホームページやブログの記事について、法律上は有料コンテンツとして提供しているものでなければコピー&ペーストを行っても罰則はありません。ですから他人の記事を勝手に自分の物にしてサイトを展開しているところ(●●まとめみたいなサイト)が存在しても規制がかからないのですね。これを防衛する方法は唯一「コピーを防止する措置を取る」ことですが、コピーコンテンツがどうのというのを知らない閲覧者にとっては「この文章(ワード)で検索したい」と思って何気なく右クリックしても無反応・・・となれば「パソコン壊れたのかも・・・」となり、他のサイトではできることが分かると「このサイトは不親切だな!」と判断されてしまうかもしれません。

私も一時期少しナーバスになり、コピーを防止する(右クリックを防止する)プラグインを導入したりもしたのですが、今では他の人はどうでも私だけはマナーを守ろうという考えになり、いまではプロテクト関連のものは一切使っていません。ひょっとすると、このサイトにある記事をそのままコピーしたものがあるかも・・・なんて思いますが、瀬川瑛子さんが言っていたように「モノマネされるようになれば一流」だと思ってそのままにしてます。まあ大したことは書いてないですからコピーする人もいないと思いますけどね。

基本私は他のサイトの記事の文章をまるまるコピーなんてしたことがありません。世の中には似たことを書いているサイトが山ほどあるのでひょっとしたら気づかぬところで「コピーでは?」と思われるものがあるかもしれませんが、私が記事を書くときは

  • サイトに掲載されている内容をよく読む
  • 同じことを書いている複数のサイトの情報を読む
  • 元となっている公式なサイトの情報を読む
  • 何かのツールであれば自分で使ってみる

というプロセスで投稿記事を書いていますし、なるべくたくさんの情報を1つの記事に入れたいなぁと思って書いています。そして参考にさせていただいたページにはリンクを張らせていただいてます。これが私のサイト作成ルールです。

ただ冒頭に書いた「引用」というのを私は全く知らなかったのでこれもルールに取り入れたいと思います。

引用の使い方

前述した通り、まるっと記事の文章をコピーしても法的に違反となることはないようですが、文章を使わせてもらうことに対するルールとして「引用」というのがあるようです。

他のサイトのページ内にある文章をコピーして利用する場合には

  1. 引用してますよという宣言をすること(始まりと終わり)
  2. 引用していますというタグを使うこと

がルールです。

例を挙げると

<blockquote>引用した文章</blockquote>

という感じにします。そして、引用元を明示するなりリンクを張るなりするのがルールです。

今までこんなタグ使ったことなかったのであることさえ知りませんでした。これをWordPressの投稿で使うと・・・テーマにはよりますが、きちんと引用部分だけ別のデザインになるんですね。感心しました。

blockquoteタグを使うもう一つの理由

実はblockquoteタグにはもう一つ重要な意味があります。それは検索エンジンクローラーに「引用部分である」ことを知らせることなのです。あまりないことだと思いますが、検索エンジンクローラーが収集した文章の中で他のページからのコピーコンテンツがあると評価が下げられて検索順位に影響があるようです。

それを防ぐためにblockquoteタグを使って「これは引用部分なのでこのページの要素ではありません」と宣言するために使うのです。そうすれば、知らぬ間にそのページの評価が下がることも、ひいてはコピーサイトとして認識されてしまう可能性も低くなると思われます。

最後に

他愛もないことを書いてばかりいる当サイトですが、私のサイトの文章を引用してもらうことは大歓迎です。ただ、ルールを守ってコピーだけはしないようにしていただき、きちんと前述した「引用」タグを使っていただきたいです。

あまり重要視されていないblockquoteをきれいに見せるプラグイン

 使い方もあまり浸透していないblockquoteタグ。当然使われる機会も少ないのでデザインとしては適当?となってしまうのは仕方がない。でもせっかくblockquoteタグを使うならきれいに表示したい。そんな願いがかなうプラグインがあります。

他サイトからの引用文をきれいに表示するプラグイン「Perfect Pullquotes」

これを使うときれいな引用が表示できるほか、本文を右や左に回り込ませるなどの表示ができます。ボーンと本文に引用を表示するよりも自然な表現ができますね。

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