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Gutenberg(ブロックエディタ)の困りごと、戸惑いごと、それらの解消方法・対処方法まとめ

公開日:2020(令和2)年10月6日/最終更新日:

WordPress初心者向けのカスタマイズ情報



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投稿や固定ページを作成する際のエディタとして、WordPress5.0から標準搭載になった、Gutenberg、通称「ブロックエディタ」。

他のブログサービスやCMS(ブログ作成ツール)にはない、稀有なエディタなので、初めてWordPressに触れる方も、また、旧来のビジュアル・テキストエディタ時代から使っている方も、一見して使いにくいと感じたり、難しいと感じたりすることが多いのではないでしょうか??

実は私も旧テキストエディタでずっとWordPressを使ってきてて、初めてGutenbergに接した時、何て使いにくい訳のわからんエディタだ!!と嘆き、一旦は「Classic Editor」というプラグインで旧エディタに戻して使っていたユーザーの一人でした。

また、誰かに(何かに)勧められて、5.0以降のバージョンから初めてWordPressを使い始めた方の中には、Gutenbergについての使い方を調べるつもりが、あまりにも多くの否定記事と「Classic Editor」へ戻して使う方法が紹介されていて、新機能なのにわざわざ旧機能へ戻して使っている方も少なくないのかも知れません。

でも実際に使い慣れてみると、簡単に文章や画像の順番が入れ替えられたり、それぞれの用途に合った「ブロック」を使って簡単にコンテンツが作成できたりする利便性がわかってきて、当時否定派だった私も今では完全にGutenbergでの投稿作成に移行しました。

そこで今回はGutenbergの使い方、ではなく、Gutenbergエディタの使用で困ること、戸惑うこと、またそれらに対して使いやすくする方法などを紹介していきます。

1.段落ブロックが知らない間にどんどん増殖しちゃうんですけど

Gutenbergエディタにはいろいろなブロックがあり、段落ブロックでは文章を、画像ブロックでは画像を・・といったように全部をバラバラに作る必要があると勘違いされている方も少なくないと思います。

Gutenbergエディタには「クラシックブロック」というのがあり、これが旧来のビジュアルエディタの代わりになっています。見出しの追加、文字の装飾などはもちろん、画像や埋め込みなどもこのブロック1つでできますから、ギャラリーや背景といった特別なブロックを使わなければ、クラシックブロックで事足ります。

そこで問題になるのが「Enter」キーやクリック操作でどんどん追加されていってしまう段落ブロックの始末。この段落ブロックもクラシックブロックで普通に改行すれば同じことなので、不要と感じる方も多いでしょう。

不要と感じる方は、以下の方法で簡単に段落ブロックを使わないようにできますので、設定してみてください

  1. エディタ画面右上の「・・・(点3つが縦に並んだ)」リンクをクリックしてください
  2. 「ブロックマネージャー」というリンクをクリックしてください
  3. 出てきたポップアップ画面中にある「段落ブロック」左のチェックを外してください

たったこれだけの作業で、段落ブロックが使用不可になり、どんどん増殖してしまうことがなくなります。

投稿や固定ページの新規作成時にはそれまでのようにいきなり文章を書き出すことができませんので、必ずクラシックブロックを追加して執筆を開始するというアクションになりますからご注意ください

段落ブロックに限らず、他にも不要なブロックがある場合には同じ操作で対処できますから、特に埋め込みのところにあるよくわからない?動画埋め込み用のブロックなどはサクサク動作停止してしまいましょう。

※Gutenbergはよく使うブロックを自動で優先表示してくれるので、無理に動作停止しなくてもいいかとも思いますので、各自判断してください。

2.右側のサイドバーが知らない間に消えてしまう

各ブロックの詳細設定をしたり、タグやカテゴリー、アイキャッチ画像など、その投稿全体の設定を行うために使う画面右側のサイドバー。これが知らない間にいなくなってしまうことがあります。

この現象(機構)?はWordPress5.5.1から追加されたものなので、ひょっとすると5.5から更新してびっくりした方も少なくないと思います(多分に漏れず、私もびっくりしました)。

これが起こる原因はブロックの選択が2段階になっていること。エディタの「+」をクリックすると、最初によく使うブロックが表示され、表示しきれないものは「すべて表示」というリンクをクリックすると画面左に一覧表示されます。

その際に画面幅が足りなくなるのを防ぐため、右側のサイドバーを隠す仕様(機構)になったことで、右サイドバーがいなくなるという現象が発生するのです。

右サイドバーを復活させるには画面右上の⚙マークをクリックするだけですから、覚えてしまえば戸惑うことはないでしょう。

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3.タブレットプレビュー、モバイルプレビューをすると何も表示されない

これもバージョン5.5.1から追加されたもので、編集画面のままタブレットでの表示、モバイルでの表示がどうなるのかを見ることができるという機能なのですが、何も表示されないという現象が発生することがあります。

原因は編集画面の本文下にある設定などのコンテンツ。例えばSEO関係の設定窓、特定のプラグインが何かの入力をするための窓などがあると、プレビュー機能がうまくいかずに表示されないという現象が発生します。

これについては以前以下でも言及しているので読んでみてください。

解消方法は2つ。

1つめはサイドバーへ移動する解消方法。プラグインやテーマによって表示される窓のタイトル部分をドラッグしてサイドバーへ移動させます。

2つめはサイドバーへ移動できない窓を非表示にする解消方法。これは先に紹介した段落ブロック停止の操作と似ていて、以下の手順で非表示にできます。

  1. エディタ画面右上の「・・・(点3つが縦に並んだ)」リンクをクリックします
  2. 一番下にある「オプション」というリンクをクリックします
  3. 移動できない窓の左にあるチェックを外します

これで非表示にできます。

非表示にして問題のあるものは対応が必要ですが、多くはプラグインやテーマの仕様によるものなので、プラグイン作者やテーマ作者へ問い合わせて対応するとよいでしょう。

また、特に編集画面でモバイルやタブレットでのプレビュー確認をする必要がなければ、本文下の広いスペースに画面があった方が良い場合がありますので、あえてプレビューを使わないという手もアリだと思います。


いかがでしたか?多分他にもいろいろあったのでしょうけど、ある程度使い慣れてしまった私が現在考え付くのはこれ位です。

また思い出したら追加します。

Gutenbergアレルギーの方のお役に立てたら幸いです。

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