WordPressのカスタマイズ方法やプラグインレビューを中心に、パソコン/動物/植物のことなどを紹介するホームページです

「Simplicity2」と「Meta Manager」を併用する場合のベストな設定

公開日:2015(平成27)年11月19日/最終更新日:

Knowledge Base Wordpress パソコン カスタマイズ 設定



【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

記事や固定ページを検索エンジン側から見たときの「キーワード」や「簡単な説明(デスクリプション)」を表示する機能がSEOに有効かどうかは疑問が残るところですが、Googleはデスクリプションを検索結果の要約に使っているので是非設定しておきたいところです。せっかく検索ヒットしても並んでいるサイトの一覧から訪問者が何を見て選ぶかと言えば「タイトル」と「要約」なのですから重要度は高いのではないかと思います。

ほとんどのテーマに実装されている「キーワード」や「簡単な説明(デスクリプション)」を表示する機能はもちろん「Simplicity2」にも搭載されているのですが、デスクリプションは投稿欄の「抜粋」を表示し、キーワードは「カテゴリー名」を表示するのでキーワードについてはもう少し気の利いたものにしたいところですね。
更にもう少し掘り下げると、この「抜粋」に入力されている値をカテゴリー記事一覧やタグ記事一覧の要約として使うか否かも関わってくるので余計にややこしい感じです。

そこで登場するのが「Meta Manager」というプラグイン。このプラグインは投稿画面の別窓で「キーワード」や「簡単な説明(デスクリプション)」を設定できるプラグインで、ここに入力した値がメタデータとして使われるようになるのですがきちんと設定しないと「Simplicity2」で設定した内容と重複してしまいメタデータが複数吐き出されることになってしまいます。

このややこしい現象を解消するには・・・

「Simplicity2」側の設定

カスタマイザーから

  1. 「SEO」→「投稿ページにメタディスクリプションを挿入」のチェックを外す
  2. 「SEO」→「投稿ページにメタキーワードを挿入」のチェックを外す
  3. 「レイアウト」→「投稿画面の「抜粋」項目を利用」にチェックを入れる

「Meta Manager」側の設定

  1. 「抜粋を記事のディスクリプションとして利用する」にチェックを入れる

こうすることで、「キーワード」に入力した値がメタデータの「keyword」として出力され、投稿画面の「抜粋」に入力した内容が「ディスクリプション」と「カテゴリーページなどの要約」として出力されるようになります。

では、「Meta Manager」の「メタディスクリプション」欄は?ということになるのですが、「カテゴリーページなどの要約」として出力されるように「抜粋」にデータを入力するわけですから、わざわざ重複して「メタディスクリプション」欄に入力する必要はなく、空欄にしておいて大丈夫です。
ただし、別のテーマにした場合で記事の「キーワード」や「簡単な説明(デスクリプション)」を吐き出せる機能がなかった場合には「Meta Manager」の「メタディスクリプション」欄をそのまま使う機会もあるかと思いますから、念のためデータを入れておいた方がいいのかもしれません。