見出しタグ(hタグ)内に書かれたテキストを抽出して、ページや投稿ごとの目次を自動生成してくれる便利なプラグイン「Table of Contents Plus」。便利だとは思いつつ
目次となるターゲット(hタグ)がないような記事やページでも項目のない目次が表示される
ことが気に入らなくて、便利で閲覧者にも優しいページができることは分かっていても使わなかったのですが、ちゃんと非表示にする方法がありましたので、あえて紹介します。
この方法はWordPressの公式プラグイン紹介ページには掲載されておらず、作者の公式サイトにのみ紹介されていました。
特定のページや投稿で「Table of Contents Plus」の目次を非表示にする方法①
基本的には設定画面で設定した条件に応じて自動的に目次が生成される、もちろん目次になる情報がないページにも項目のない目次が表示されるという動作をする「NoでなければYes」という至って関西風な?プラグインなのですが、
[no_toc]
というショートコードを投稿や固定ページに挿入することで「No(非表示)」にすることができます。
全部の投稿や固定ページに自動挿入させておいて非表示にしたいものだけOFFにする場合には便利な方法ですが1つ1つチェックして非表示にしていくのは大変な作業です。次の項では逆に設定する方法を紹介します
特定のページや投稿で「Table of Contents Plus」の目次を非表示にする方法②
これから「Table of Contents Plus」を導入しようと考えている人には便利な方法です。過去記事へ自動で目次挿入されることがありませんから、この投稿(固定ページ)は表示したいと思うものだけ表示させるという方法です
設定画面で、ページの自動挿入オプション(またはあなたが作業しているコンテンツタイプ)を無効にします。
そして、目次を自動生成させたい投稿や固定ページで
[toc]
というショートコードを挿入すれば、そのコンテンツだけ目次の生成が適用されるようになります。
どちらの方法を取るかは今のサイトの都合で考えればOKです。どちらの方法にするかだけ決めておいて「Add Quick Tag」などのコードをボタン化するプラグインを使えば簡単に表示/非表示の切り替えができるようになります。
「Table of Contents Plus」がSEOに影響を与えることも
これはおまけの情報ですが、「Table of Contents Plus」は当然ながら検索エンジンクローラーから見ればテーブル要素に目次のテキストが羅列されている、ページ全体のコンテンツの一部ということになります。従って、ページ上部に表示した場合には一番先頭の要素として収集されますし、「meta description」タグの内容がそのまま検索結果の概要に表示されるGoogleなどではクリックされて訪問される頻度に影響があるかもしれません。
「Table of Contents Plus」の導入後もそのままの状況に保つには、試しに「Table of Contents Plus」を導入した投稿や固定ページを作り、ソースがどのように流れているか、「meta description」タグの内容がどうなっているのかを確認してください。
テーマによっては設定した「抜粋」の項目が表示されるものもあれば、プラグインなどでオリジナルの概要が生成されるものもありますので環境に合わせて調整する必要があります。
「meta description」タグの内容が変更されることによって検索順位やクリック頻度に影響が出るのはクローラーが巡回してからインデックスや順位の変更が検索エンジン側でなされてから(1か月近く先になることもある)ですから気を付けたほうがいいと思います。
「Table of Contents Plus」のWordPressプラグイン公式ページ:
「Table of Contents Plus」の作者公式ページ:Table of Contents Plus