WordPressでメールマガジンを発行する機能を追加するためのプラグイン選び(仕組みと実際にテストしたときの備忘録)

お友達機能やサービス内でのランキング機能など、アクセスアップに役立つ機能が充実しているブログサービスからより自由なサイト作りができるWordpressへ移行して最初にショックを受けるのが「アクセスがなーーーーい」という問題。

我慢して記事を追加していくと少しずつ少しずつアクセス数は増えてくるものの常に挫折との闘いですね。テーマからは少々脱線しますけど、ブログサービスは「どこかのサービスの一部」、一方Wordpressで作成するサイトは「一国一城の主」という違い。

ブログサービスでは前述したような機能を充実させることで特に新しいブログは新着記事の中でも積極的に紹介してくれるなど苦労する初期のアクセスアップを補助してくれるので「見てもらえる」=「記事を書こう」という意欲が湧きやすくなるように工夫されています。

一方Wordpressでのアクセスアップ対策はすべて自分でやる必要があり、経験上ではあきらめずに続けていくとそのうちぐーーんとアクセスアップしてくるのが特徴だと思います。

ただどちらの方法で作成してもある程度のところで頭打ち感が出てくるのも確か。結局は記事が検索エンジンに登録され、検索した人が「これを読もう」とクリックして訪問する検索経由でのアクセスがほとんどなので、検索エンジンから見て評価の上がるような記事を書く(いわゆるSEO対策)ばかりに目が行って結局何をしたいサイトなのかが分からなくなるということになりかねません。

当サイトも毎日たくさんの方から検索経由でのアクセスをいただいており、ページビュー数全体の70~80パーセントが検索経由。それはそれでいいことですが、検索する方の趣向が変わってしまえば途端にアクセスされなくなるかも・・・という恐怖との闘いが続いてしまいます。

そして、検索経由で訪問してくれた方がそのページやサイトを気に入ってくれるとSNSでの共有やブックマークへの登録などが進み、外部のサイトから紹介リンクをいただいたりすることでそれなりにアクセス数が増えて行くもののやっぱりいつかは・・・という恐怖が続きます。

ではどうやってアクセス数を安定させようか・・・で導入しようと思ったのが今回のメールマガジン機能です。「今更メルマガ??」と思われるかもしれませんね。でも、メルマガは検索経由やSNS、ブックマーク、被リンクなどを経由してアクセスされる「他力本願」な手法とは違い、サイトから「こんな記事ありまっせ!!」とこちらから直接アピールできる唯一の機能ですから利用しない手はありません。

毎度前置きが長くてすみません。それでは本題に戻って、今回はメールマガジン機能を持つプラグインをいろいろ試してみて実際に使った方法を紹介していきたいと思います。とはいえせっかくWordpressでサイト作成しているのですから便利なプラグインを使って実装していきます。

まずは私も理解に苦労した仕組みの違いからどうぞ(知ってるよという方はどんどん読み飛ばしてください)

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実は3つあるメールマガジン機能の違い

いろいろと調べてテストするうちに、一口にメールマガジンと言っても大きく3つの仕組みがあることが分かりました。サイトの作り方でもどの方法を使うのかが違ってきますから、ここから理解して先に進むことをお勧めします。

投稿通知

実は私、このことをメールマガジンだと思っていました(笑)。

要するに記事を書いて「公開」ボタンをクリックすると購読登録している人に一斉メール配信される機能です。すぐに送信されるので旬の情報を通知するサイトにはおすすめの機能です。

ただ注意したいのは記事を追加することが多いサイトの場合。1日に何通もメールが来たり、夜間に記事を公開すると寝静まっている夜間でもメールが来たりしますからスパム(迷惑)メールととらえられる可能性大だと思います。購読解除されるだけならまだしも、今時はすぐにSNSなどで誹謗中傷されたりするご時世ですから気を付けたほうがいいと思いますよ。

ニュースレター

記事とは別にメール配信用のお手紙を作ってメールで一斉送信する機能です。イベントの告知や普段公開している複数の記事へのリンクなどを挿入して送ると効果的でしょう。

投稿通知とは違って任意に作成&配信できるので迷惑行為となる確率はぐんと減ると思います。ただし、毎回お手紙を作る必要がありますからマメな方に向いているのかもしれませんね。ずぼらな方は次の方法がおすすめです。

定期配信

「投稿通知」と「ニュースレター」の中間的(発展させた)な機能です。

主な機能は

  1. 設定した期間に新規投稿があった場合に
  2. 設定したメールの文面に1へのリンクタグを自動挿入して
  3. 指定した日・曜日・時刻に配信する

というものです。前述したニュースレターでは2を自身で挿入する必要がありますから作業がぐーんと楽になります。

今回この機能を持つと書かれているものを含めて4つの異なるプラグインを試しましたが、この機能を持つプラグインは少なく、さらにテストした限りで実際に動作したプラグインは残念ながら1つでした。

当サイトにはこの方法が向いていると判断しましたので、定期配信機能を持つものを!!ということでここから先へ進んでいきます。

どのプラグインを使うか?

 こういう類の機能追加はいろいろ検討しないと後で「使えなかった」とか「動かなかった」「こんなはずじゃなかった」など残念な結果に終わることもよくあるので、今回は4つ程テストサイトで実際に導入して試しました。それぞれの特徴を紹介しておきます。

【Email Subscribers & Newsletters】 投稿通知

「Subscribers」というキーワードで検索すると候補がたくさん出てくる中、一番最初に目についたプラグインです。多くのサイトで使われているようですから安心!ということで早速テストしてみました。

とはいえ知らない機能を追加するのに苦手な英語の設定画面なのでひとまず翻訳をしつつ機能を確認しました。

別のプラグインと併用することで購読する(メールで知らせる)記事を限定できるグループ化機能が追加できます。

【Email posts to subscribers】 投稿通知・ニュースレター・定期配信

上の【Email Subscribers & Newsletters】とよく似たプラグイン。というかほとんど一緒で定期メール機能が追加されている感じでした。

定期メールとは期間中に新規公開した記事があれば〇件の新着記事がありますよ~と定期的に送信してくれる機能。公開してすぐに送信されるメールだと、たくさんの記事を公開するサイトではメールの数が増えてしまい迷惑(スパム)メールとして敬遠されそうなときにはこの方式の方がいいと思います。

・・・が、テスト環境では定期送信を設定してあってもどんどんメールが来てしまうという現象が発生し試行錯誤するものの改善できませんでしたので使用を断念しました。私の設定が間違っているだけでひょっとしたら環境や設定によっては動作するかもしれません。

--実はここまで来て、前述したようにメルマガの仕組みが3つあることを理解しました--

今回は定期配信型のメルマガ発行をしたいので、それを踏まえた上で次の2つを紹介します。本当にプラグイン探しは時間がかかりますねぇ・・・。

【Newsletter by Supsystic】 投稿通知・ニュースレター・定期配信

これこれ!これがやりたかったんですというプラグインでした。上の2つは翻訳してから設定して失敗だったので、今回は英語のままでひとまず使用してみました

この作者のプラグインはどれを見ても設定がとてもしやすく、しかもメールの文章はドラッグアンドドロップで簡単にできるのがおすすめポイントです。メニューも見やすいので初心者向きのプラグインだと思います。

残念なのは「購読者」の認証方法。他のプラグインでは2段階認証といって

  1. 購読を申し込む
  2. 確認メールが届く
  3. メールの確認リンクをクリック

という段階を経ることで間違いなく確実に登録していく方式だったり設定できたりしたのですが、このプラグインは確認なし。「購読する」ボタンをクリックするとすぐに本登録されます。これでは入力したメールアドレスが間違っていたときに

  1. 購読者からしたら「登録したのにメールこないじゃん」
  2. サイト運営者からしたら「この購読者いつもエラーになる」

という事態が発生してしまいますから残念ながら断念しました。

まあそれでも定期配信できるなら・・・と実際に読者登録して動作させてみたところ、定期的に自動でメールが送られるという肝心の機能がテスト環境では動作しませんでした

【MailPoet 3】 投稿通知・ニュースレター・定期配信

上の2つで定期配信ができないことが分かり、「私のテスト環境が悪いのかなぁ・・・」と思えてきましたが、このプラグインのテストで完全に払拭できました。今回はこれを採用しました。

有効化すると管理画面が日本語に!翻訳されています。これはありがたい!!

無料版では1度に送信できる購読者数が2000までと限定されているのでどうしようかと躊躇しましたが、2000人に送るなんてそうそうないことでしょうし、何よりその位送るようなサイトになったら費用位は負担できるでしょ!ということでこのプラグインに決定です。



メルマガ発行プラグインを導入する前に確認しておきたいこと

購読者が増えればアクセス数アップの可能性が広がるメールマガジン機能ですが1つだけ導入前に確認しておくべき事項があります。

それはサーバーが1日に送信できるメールの数です。

無料のレンタルサーバーでは大抵1日や特定の時間で送信できるメールの数に制限が設けられているものがほとんどですし、有料のサーバーでも制限のあるものもあります。

WordPressのメルマガ発行プラグインの多くはPHPMailやwp_mailを使用するものが多いので一見すると「サーバーの仕様なんて関係ない」と思われがちですが、正しくはこれらの関数を使って使用しているサーバーにあるメールサーバーを通して送信しているだけですからサーバー全体のメール数制限の対象になります。

レンタルサーバーのホスティング機能を使ってサイトの公開だけでなくメールも利用している場合にはこの制限によって通常のメールが送れなくなるなんてこともあり得ますから確認してから導入するようにしましょう。


以上がメルマガをWordpressで発行するためのプラグイン選びのコツになります。

どのプラグインも設定画面に癖があって最初どこをどう設定すれば??と思われる方も多いかもしれません。恐らく作成した方もどんな機能を設けたらいいのか?どこでどう設定できるようにしたらいいのか?などいろいろ試行錯誤したのだと想像します。それ位メールマガジンの機能は複雑で大変なんだろうと感じました。

ここまで読んだ方から「最初から【MailPoet 3】を紹介しとけよ!」なんて怒られそうですね。でも、仕組みも特徴も知らずに紹介されたプラグインを使うのはどう?と思いますし、この記事を書く前の苦労も少し分かっていただけたらなぁと思って長い記事にしました。

他にもいろいろと同じ機能を持つプラグインがあると思いますので、なるべくたくさんテストして自分のサイトと自分の設定しやすいものを探すといいと思います。

逆にいいプラグインがあったら教えていただきたいです。

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