お父さんが休日に一生懸命作るカレー、キャンプで作るカレー・・・もはや日本料理ではないかとも思える定番メニュー「カレー」。コクのある美味しいカレーを作るためには時間をかけて作らなければと思っている方に短時間でできて、しかもおいしいカレーの作り方を紹介します。材料の皮を剥いたり切ったりする時間に差はあるものの、20分~30分で本格的なカレーが作れますよ!一つ断っておきますが、「圧力鍋」を使うなんて邪道での時短ではありません。
尚、カレーや煮物などの煮込み料理は出来上がってから一旦冷ますことで味が馴染んでよりおいしくなりますので、夕食として食べる場合は午前中にパパッと作ってしまいましょう!!
一般的なカレーの作り方とコツ
- 材料を切る
- 玉ねぎを炒める(たくさんの玉ねぎを飴色で半ばドロドロになるまで炒めるとコクがでます)
- 他の材料を炒める
- 玉ねぎ・人参・肉やツナ・ジャガイモの順に煮る(ここで20分位煮ると作り方には書いてあります)
- カレールーを混ぜる(2種類よりも3種類混ぜるとよりおいしくなります)
- さらに煮込む
- 完成
この方法だと、玉ねぎを炒める・野菜を煮る・ルーを入れて煮込むという作業だけですでに1時間位かかってしまいますね。全体でいったらいったい何時間かかるの?という感じです。
30分で作れる!本格的なカレーの作り方
- 玉ねぎの皮を剥き、適当な大きさに切って弱火で炒める
このとき、蓋をして炒めると最初の5~10分位は水分が出るので何もしなくても焦げ付くことが少ないです
- 玉ねぎを火にかけたら、カレーを作る鍋に水を入れ、皮を剥いて適当に切った人参をゆで始める(同時進行)
- ジャガイモの皮を剥き、適当な大きさに切り、茹でる
まずは1個分だけを人参と一緒に煮ます
- 肉・ツナなどを煮る
- ルーを混ぜて弱火にする
人参に火が通った位の頃に行います。ルーを入れると焦げ付きやすくなりますのでときどきかき回します
- ルーを混ぜ終わったら残りのジャガイモを入れて煮る
- 玉ねぎが飴色になったら加える
1の工程からここまでは煮ることと玉ねぎを炒めることを同時進行で行います。この段階で飴色になってなかったら鍋には入れずさらに炒め続けます
- 少しジャガイモの角が崩れるようになったら完成
時間の問題ではないですが、早くできておいしかったら言うことないですね、是非挑戦してみてください

カレー作りのポイント
- とにかく玉ねぎを炒め始めることを優先する
- 玉ねぎを炒め始めると同時に火の通りにくい人参から煮始める
- ジャガイモを入れてしまうとルーを混ぜた時にジャガイモへルーの塊が付くので入れる前にルーを溶かす
- 最初に入れるジャガイモはトロミを増すためなので、溶けてしまってもOK
- 玉ねぎが飴色になった段階で鍋に加える(特に煮込む必要はなし)
- ジャガイモはきっちり火が通ってなくても冷ますうちに柔らかくなる
いくら時間をかけて作っても特にカレーは食べるの一瞬で、作り甲斐のない料理のように思えますが、短い時間でおいしいカレーが作れれば「あんなに苦労したのに・・・」とがっかりすることがありません。

