パソコンが何となく遅くなる・・・そんなことありませんか??
どんなに速いCPUを積んでいても、大容量のメモリーがあっても、パソコンが遅くなる原因があります。
それはハードディスク(HDD)です。ハードディスクは特に熱による劣化や動作の低下が大きいパーツで、特に夏の暑い中ではてきめんに影響が出ます。
パソコンはOSやソフトの入っているHDDはもちろん、内蔵で複数のハードディスクがある場合やUSBで接続されているハードディスクを一定間隔でチェックしています(ドライブの状況に変更がないか?など)。経験上ですが、このうちの1つでも劣化して動作の遅いハードディスクがあると影響を受けて余裕あるはずなのにパソコンがどうも遅い・・・ということがあります。
もし今そういう状態で、USB接続のハードディスクが繋がっているなら、一度そのハードディスクを切断するか、電源を切ってみてください。これで改善されるようなら、パソコンの動作遅延は間違いなく外付けハードディスクの仕業です。
ハードディスクはパソコンの電源が入っている間、どんなに高性能なパソコンでもほぼ休みなく回転している一番の消耗品です。中自体が回転するディスクですから当然劣化の速度も早い部品と言えます。ハードディスクの劣化が原因で動作が遅くなっている場合にはハードディスク故障の前兆かも知れませんので、ソフトを削除したり中身の整理をしたりして負荷をたくさんかける前に新しいハードディスクへの交換をおすすめします。
以前の仕事でこういう状態をさんざん目にしてきて、その後はディスクが壊れて・・・というのを見てきましたから案外間違いではない情報ですヨ!!
特に経験上では今主流のSATA方式のハードディスクが完全故障しやすいと思います。大容量で安く作るので仕方がないのか・・・とも思いますが、大事なデータがパーになる前に対策しましょうね。