古物営業法とネットオークションの関係~結構グレーゾーンかも~

公開日: 更新日: 日記・雑記



2016年9月15日のNHK NEWS WEBで掲載された「嵐のコンサートチケットを高値販売して逮捕された」という記事。私はネットオークションで物を買ったことも売ったこともないので無関係かとも思いましたが、将来的に利用することがあるかも知れないので、この記事に出てきた「古物営業法」について調べてみました。
ニュース記事は

昔から質屋や中古品を販売する店で古物商の許可が必要なことは何となく知っていたのですが、ネットオークションやネット販売などでもこれが必要な場合があるのは初めて知りました。

「古物営業法」に違反するケース

  1. 一度使用された物品、若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたもの」
  2. 「業」として利益を得る目的で行う行為
  3. 利益を得ようとする意識で行う

というのを満たす場合に古物営業法が適用されるようです(ようですと書いたのは曖昧な部分があるからです)。そして2と3に関しては本人が意思を持っているかどうかではなく、他人から見て意思を持ってやっていると思われるかどうかがポイントのようです。

一見すると今回の逮捕は別に自分で買ったチケットだからいいじゃん!と思われるかもしれませんが、自分や自分の友達と行けない枚数で、しかもチケットを取るのが大変な人気グループのコンサートチケットだったことから「利益を得ようとする意志があった」と認定され、たくさんのチケットを売買したので「「業」として利益を得る目的で行う行為」とされたのだと思われます。別のファンからの通報がきっかけだったそうです。

この法に抵触するかを判断する基準についてこちらの鈴木行政書士事務所さんのページに一覧としてまとまっている画像がありました

-鈴木行政書士事務所さんのサイトより
これを見ると、(2)の①~③にある「一時点で複数の商品を出品している場合」というのは普段オークションをされている方なら経験があることかもしれません。

昔よく

  • パッケージツアーの契約をしてチケットをばらして売る
  • 古本屋で仕入れた本をネットで売る(いわゆる「せどり」と呼ばれるもの)
  • ドロップシッピングなどで仕入れた(厳密には仕入れ前)商品をオークションにかけて利益を得る

などがたくさんネット上で紹介されていました。これも目的が利益を得るためということには違いがありませんし、3つめなんかはノーリスクでたとえ売れなくても自身は何も痛まない訳ですから個人的には「こんなこと考える人がいるんだなぁ!」と感心した位ですが古物商でなければ違法間違いなしだったんですね。

また、物のケースでなくても、ネットで流通している「情報商材」と呼ばれるものの中には、買った情報商材の中身を自分が販売者という風に変更して転売する・・・なんて不思議なものもあったようですが、これも「転売目的」になるのですからみなさん許可を取っていなければ罪になる?前述したように「業」でなければセーフ?何かグレーゾーンですね。

さらにネット販売する場合には「特定商取引法」なども絡んできますから更に複雑ですね。

関連する話としては、昔ペット動物に携わっていたことがあるのですが、その時の「動物の愛護と管理に関する法律」にある「動物取扱業」も確か似たような感じでグレーだったような・・・。「業」とは年間○頭以上の取引をして、設備を持って販売目的で・・・みたいな文言があったと思います。それと同じですね。




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