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ツールで安心するのはまだ早い!サイトにアップロードした画像から個人情報を守る方法

公開日:2016(平成28)年3月5日/最終更新日:

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Webサイトのトラブルシューティング



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WordPressなどで画像ギャラリーなどを使ったサイトを作成している場合、プラグインやアップロード前にパソコン上にデータがある状態でExif情報を削除する方法が一般的ですが、きちんと情報が削除されているかを実際の表示で確認していますか?

Exif情報にはカメラの機種や撮影場所などの個人情報が満載なので、サイトの代理所有者情報を使って匿名で公開しているサイトでも写真の情報から個人が特定されてしまう可能性があります。

また、サイトに掲載した写真を勝手にダウンロードして使われた挙句、場所を特定されて思わぬトラブルに巻き込まれることもないとは言えません。

きちんと「削除」した個人情報が「削除」されていることを確認しながら安全なサイト運営を心掛けたいものです。

WordPressでアップした画像の中に含まれるExif情報を削除するには

https://www.momosiri.info/wppi/wordpress-plugin-exifremoveimagemagick/

などのプラグインを使うのが常套手段となっています。

が、これらのプラグインがきちんと100%機能しているかを確認するには実際に表示されるページに埋め込まれている画像に個人特定できるようなデータがないかを確認する必要があります。また、その画像がダウンロードされたときにExif情報はどうなっているのか?という確認をしなければなりません。

まず、表示上で確認するには、Google Chromeブラウザを使って、「EXIF Viewer」という拡張機能を追加すれば、サイトを表示した状態でExif情報がどうなっているかをすぐに確認できます。サイトに表示される画像にマウスポインタを乗せるだけで確実にExif情報が削除されているかを知ることができる便利な機能です。

写真へマウスオーバーするだけでExif情報をチェックできるChrome拡張「EXIF Viewer」

また、一度自分のサイト内の画像をダウンロードして、画像を「右クリック」→「プロパティ」で開き、詳細情報を確認すれば、個人情報となり得るデータが含まれているかを確認することができます。

もしも何等かの情報が表示されてしまうようであれば、すぐに安全な画像と差し替えて匿名性を守るようにしましょう。