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ガスコンロでなかなか火が付かない、点けた火が消えてしまうときの対処方法

公開日:2016(平成28)年12月13日/最終更新日:

ガスバーナー



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ガスコンロでなかなか火が付かない、点けた火が消えてしまうときの対処方法|Knowledge Base
料理をするときに欠かせないのが「ガスコンロ」。最近ではオール電化でIH式の電気コンロも普及しつつあるものの、おそらく「ガスコンロ」がなくなることはないと思います。

ガスコンロを使っていて不便に思うのは

  1. 「チッチッチッ」と点火装置で付けた火がすぐに消えてしまう
  2. ガスの量を絞って火加減を調節しようとするとそれほど弱火でないのに火がきえてしまう

こと。結構忙しいときに限って起こりませんか??

人間の脳って上手にできていて、こういう不具合があると、状況に合わせて勝手に結論だしてしまうんですね。例えば「寒いから」とか「焦ってるから」とか・・・。でも実際はあまり関連性がないんです。

今回は私自身が実際にやって効果があったガスコンロの不具合解消方法を紹介します。

原因は立ち消え安全装置、でも実は・・・

原因はコンロについている「立ち消え安全装置」。バーナーの横に出ている突起のようなものが不完全燃焼や火が消えたのを感知してガスをストップするという防火対策の機能だというのをご存じの方は多いでしょう。

点けた火が点火装置から手を放した瞬間に消えてしまう、しかもなんどやっても消えてしまうというときは、この「立ち消え安全装置」の誤反応が原因であることが多いです。

で、立ち消え安全装置のセンサー部分をきれいにすれば・・・改善されましたか?実はこれが主たる原因ではないのです。

私もこれだと思って一生懸命センサーの掃除をしてみましたが結局ダメでした。

買い替えるしかないのか・・・ちょっと待ってください!!原因は他にあります!!

「ガスコンロでなかなか火が付かない、点けた火が消えてしまう」不具合の本当の原因は「バーナーそのもの」なんです。

バーナーって何??

バーナーというのは、ガスコンロの真ん中に乗っている部分。穴がいくつか開いていて、このバーナーの横や穴から青い炎が出ているのが見えますね。これバーナーで、このバーナーの目詰まりが諸悪の根源なのです。

では実際にどうやって「ガスコンロでなかなか火が付かない、点けた火が消えてしまう」という状態を解消するのかというと・・・

バーナーを磨く

のです。

それならときどきやってるしと思った方はやり方が甘いかもしれません。

磨くのに使うのは

  1. 古い歯ブラシ
  2. 台所用クレンザー

の2つだけです。バーナーを外して、表・裏・そして真ん中の穴をゴシゴシ磨いてみてください。結構茶色になりますね。きれいにしているはずなのに相当汚れが出ます。

この汚れが不完全燃焼の要因になり、この不完全燃焼を立ち消え安全装置が検知して消えてしまうんですね。

買ってすぐのガスコンロの炎は結構青白いですが、使っているうちにちょっとずつ赤や黄色が混ざってきますね。これは古くなったからではなく、バーナーに着いた汚れがガスや空気の流れを悪くし、もっと汚れたものだと汚れそのものが燃焼することで不完全燃焼となることで火に色が付いてくるのです。

よくよく磨いたら元に戻して乾燥させましょう。そして火をつけてみると・・・大丈夫ではありませんか??

速く乾燥させるために火を点けて行った方は、冒頭に書いたように「今は暖まっているからでしょう?」と思うかもしれません。そんなときは一日置いて冷えた状態でやってみてくださいね。

我が家では劇的な効果でしたがいかがでしたか?買った時のようにとまではいきませんがイライラすることが減ったと思います。年末の大掃除のときにはぜひバーナーの磨き掃除も忘れずに!!