「料理上手だね」と言われるメニューの代表格といえば、肉じゃが、ハンバーグ、それと魚料理。特に魚料理は生臭くなってしまったり、加熱しすぎてカリカリになってしまったり、煮魚だと反ってしまったりとなかなか上手にできないもの。
中でも簡単そうに見えるブリの照り焼きも手順を間違うと本当に生臭いだけの料理になってしまうんです(経験した方も多いと思います)
でも、これがうまく作れれば、後はお味噌汁と冷奴を付けるだけで立派な家庭料理になりますね。
今回はなるべく失敗しない「ブリの照り焼き」の作り方を紹介します。
※写真を撮り忘れてしまって掲載できなくて申し訳ありません(またすぐに作るのでそのときに追加します)
ブリの照り焼きの作り方
用意するものは
- ブリの切り身
- しょうが(チューブではなく生のものがおすすめです)
- 醤油
- みりん(みりん風調味料よりもみりんの方が照りが出ます)
- 砂糖
- 油
- ペーパータオル
です。では早速作っていきましょう
- しょうがを5ミリ程度に輪切りします(3~5枚位)
- ブリの切り身が平らに並ぶ大きさの鍋やフライパンにお湯を沸かします
- お湯が沸いたらしょうがを入れます
- 少し沸騰させておき、しょうがのいい匂いがしてきたら弱火にしてブリを静かに入れてゆでます(1分位です)
- ブリが白くなったら(火が通ったら)ペーパータオルで水分を拭いておきます
- フライパンに油を少々入れて温めます
- 弱火にして先ほどのブリを並べます(水分が飛ぶので蓋はした方がいいと思います)
- 途中でひっくり返し、両面に焼き色がついたらみりん、砂糖、しょうゆを入れ、水分を飛ばしていきます
- ちょうどいい照りと粘度になったらできあがりです
調理のポイント
- しょうがはブリの臭みを消してくれるので必ず使いましょう(魚全般に有効です)
- 味付けはブリの切り身2つ程度なら、砂糖大匙2、みりん大匙2、しょうゆ大匙2位がちょうどいいと思いますが、適宜調整してください
- 一度ゆでて火を通していますので、焼くのは短時間、焼き色が付く程度でOKです
すごく簡単に書いていますけど本当に失敗なくできますヨ。
おまけ さらに生臭さを防止するには
ブリだけでなく魚全般に言えることですが、買ってきてすぐに冷蔵庫に入れっぱなしにすると魚は生臭くなってしまいます。
魚から出た血液などのドリップが魚に再度吸収されてしまうことで生臭くなってしまうのです。
冷蔵庫にしまう前にさっと水洗いしてペーパータオルで水分をふき取り、更に出てくるドリップを吸わせるために乾いたペーパータオルで包んでラップをしてしまっておくと生臭さが抑えられます。
おまけ フライパンの後片付け
よく、魚の照り焼きなどをすると生臭くなるので専用のフライパンを用意してるなんて話を聞きますが、生臭いフライパンで作ればまちがいなく生臭い照り焼きができます。
フライパンは、調理が終わったら必ず水を入れておきます。
洗うときは一度さっと水洗いした後、水をいれて一度火にかけて沸騰させた後でしっかり洗うと生臭さが消えます。沸騰させることでフライパンの細かい目に入った魚の脂を溶かし出すことができるので、生臭さを最小限に抑えることができるのです。
それでも気になる方は、次の炒め物をするときに味の濃いものをつくるようにすると完全に臭いが消せると思いますからやってみてくださいね。