我が家のパソコンをWindows10にしたら、閉じたはずのGoogle ChromeブラウザがWindowsの起動と同時に半ば勝手に?立ち上がるようになりました。
家族で共用しているパソコンで1人はEDGE、1人はChromeみたいにブラウザ自体を分けて使っているのに、Chromeだけ勝手に立ち上がるのは都合が悪いときもある・・・ということでいろいろ調べると、解決方法が見つかりました。
ひょっとすると他のソフトでもあるかもしれませんが、ひとまずChromeでこの現象が出るのを防ぐ方法がありますので紹介しておきます。
Chromeが自動起動される原因
この機能はChromeの問題というよりもWindows10の新機能が原因のようです。Windows10では以前に使っていたアプリやソフトの情報を保存しておいて、次回起動時に素早く立ち上げるという動作をするようになっているそうで、今回の場合はChromeがその恩恵?を受けて自動的に立ち上がる現象が発生するようです。
いろいろ調べるとWindows10のその機能自体をオフにすることはできないようでしたので、ほかの方法で解消してみます。
なお、Chromeを起動すると前回開いていたタブ+いつもの起動時のタブが開いてしまう現象は
【Windows10】案外あっさり治った!Google Chromeを起動すると前回見たタブ+規定のタブが表示されてしまう現象の解消方法
で解消できますので合わせて読んでください(似たような現象というか、同じことが起因していると思われます)
Google ChromeがWindowsの起動と同時に立ち上がるのを防ぐ方法
大きく2通りの方法があります。どちらでも大丈夫ですが、動作速度の速いパソコンなら後者の方法がうっかり・・・がなくておすすめです。
「×」ではなく「終了」で閉じる
Google Chromeは他のソフトと同様に画面右上の「×」マークをクリックして閉じる方法とメニューを開いて「終了」をクリックして閉じる方法の2つがあります。
このうち「×」マークをクリックして閉じるとその情報が記録され、次回Windows起動時に自動でChromeが立ち上がるようになっています。
つまり、きちんと「メニュー」→「終了」で終われば次回は自動で立ち上がらないということになります。
※ただし、パソコンの電源を切る前の作業で「終了」で終わらない場合には次回起動時に再びChromeが立ち上がります。
「終了」で終わらせたのに再び勝手に起動するときは
初めてこの現象が起きた時、いろいろな参考ページを見て今回紹介する方法にたどり着いたのですが、最初にやったときにはなぜか再び勝手に起動するようになってしまいました。
「なんだ!眉唾物か?」と参考記事へ文句もいいたくなりましたが、どうやらやり方(というかタイミング)の問題だったようです。
トラブルや不具合が発生したとき、人間は必ず焦るもの・・。今回のようなトラブル時にはまずきちんと1つ1つ行うことが大事なんですね。
ではどうするか??答えは簡単、
- パソコンの電源はシャットダウンできちんと落とすこと(再起動は使わない)
- きちんとWindowsが立ち上がっているのかを確認すること(どんなに速いパソコンでも1~2分は放置)
- きちんとChromeが立ち上がっているかを確認すること(新しいタブを開いて他ページを開き、完全に開くのを確認すること)
なんです。うまくいかないとなんだか気持ちが急いて開いては閉じ開いては閉じ、電源を入れては落とし・・をどんどんしてしまいがちですよね?
私の場合もこれらを確認しながら(要するに1つ1つの作業で放置時間を置きながら)作業したら解消できましたよ!
バックグラウンドでの動作を停止する
上の方法ではついうっかりいつもの動作で「×」閉じすると、私の環境では100%自動的に立ち上がりました。自分だけが使うパソコンならいいのですが、次に別の人が使ったらいろいろな意味で?びっくりすると思います。
これを間違いなく起動されないようにするには、Chromeの「Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」を停止します。
手順は
- メニューから「設定」をクリックします
- 設定画面の一番下にある「詳細設定」をクリックします
- 表示された追加画面の下の方にある「システム」項目の中の「Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」を無効にします
です。たったこれだけの作業で「×」閉じしても次のパソコン再起動でChromeが勝手に?立ち上がることはなくなります(あくまでも私の環境の場合です)。
気になる方はぜひ設定してみてくださいね。