WordPressの【Simplicity2】テーマの中の魅力の1つにURLのみを記述した際、それからアンカーテキストとリンクURLをともにURLにした場合に表示されるきれいなリンクのカード表示がありますね。
以前までは「これ」とか「こちら」というアンカーテキストにURLリンクをつける方法が主流でしたが、「はてなブログカード」というものの登場によって今では(これはSimplicity2テーマの公式配布サイト)のようなきれいなリンクができます。【Simplicity2】テーマではこのリンクを作る方法として
- 「はてな」のブログカードを使う
- 独自キャッシュのリンクカードを使う
- 「Embedly」のリンクカードを使う
の3つから選べるようになっています。1と3は外部サービスに一旦接続してデザインされたものを引っ張る感じ、2は完全に中で処理する感じで同じようなリンクカードができるようになっています。
一見どれを使っても同じように見えますが、内部処理を行う独自キャッシュの方が外部リンクの多いページでは若干でも表示速度が速くなるのでは??(ミリ秒単位でしょうから見た目にはあまり違いは感じられないでしょうね)と思います。
私は1.×時代から【Simplicity2】を使わせてもらっていてその当時は「はてなブログカード」しかなかった(あくまでも記憶)のでバージョンアップした後もそのままの設定にしていました。
すると・・・Google Analyticsで見たレポートでちょっと気になることがあったのです。それは「はてなブログカード」は参照元が分からないということです。
どういうことかというと、「はてなブログカード」経由でアクセスがあるとアナリティクスのリファラレポートでは
- 参照元は「hatenablog-parts.com」
- 参照URLは全部「/embed」
になってしまい、いったいどこからアクセスされたのかが全く分からないのです。
これは「はてなブログカード」を使って当サイトへリンクをしてくれた人がいて、そのリンク経由でアクセスしてもらえたという証拠なのですが、うれしい反面、リンク元のサイトさんはどんな記事に私のサイトへのリンクを張ってくれているのかが分からないのです。
まあ誹謗中傷などでないことを願うばかりですが、私はリンクしてくれた人のサイトは一度見させていただいて、もしも「なるほど!」と思える記事があったら逆に紹介してあげたいなぁと思っているので何より「どこから?」が見えないのは残念で仕方ないです。
逆に私が記事の中で他のサイトへのリンクを張り、そのリンクを経由して他のサイトへアクセスしても、相手から見たら私のサイトは分からないまま・・・。
そこで今回の独自キャッシュでのリンクカード挿入に変更したのです。
本音を言えば、私がした発リンクからのアクセスからそのサイトの管理者がリファラー情報を見て「どんなサイト?」と参照してくれ、どこか人気のサイトから私のサイトへのリンクが張られればアクセスアップにつながるじゃん!!というよこしまな心全開ではあるのは確かですが、それよりもインターネットは「相互のつながり」が大事だというところから変更することにしました。
他のWordPressテーマをあまり知らないのでどれくらいのサイトで「はてなブログカード」が使われているかは不明ですが、もしも「はてなブログカード」を使われているなら変更するのが効果的かもしれませんね。
1つ問題点が・・・
これは当サイトが非SSL(httpで始まる)サイトだからだと思われますが、上のSimplicity2公式サイトのようにSSL化されたサイトへ独自キャッシュでのリンクカード表示をするとページやサイトのタイトルではなくURLそのものが表示されてしまうようです。
恐らくは「安全でないサイトからの情報取得はさせないぞ!!」というSSLの壁だと思われます。このサイトをSSL化すれば問題は解消するものと思われますが、まだまだ勉強不足で踏み切れないでいます。何かいい方法ないかなぁ・・・知ってる方いたら教えてほしいです。
・・・いろいろ調べたところ、私の環境では以下の方法で対処できました