ついにここまで来てしまいましたか・・・(情報弱者ですみません)。
昔インターネット普及期にはたくさんのホームページが作成され、検索エンジン対策として「被リンク(外部のサイトからのリンク)」を増やすと評価が上がって検索結果の上位に表示されやすくなるというテクニック?があり、業者に料金を払って被リンク数を買ったり、相互リンクを無限に作るようなツールやサービスが登場したりしましたが、検索エンジン側が対策して「意味のない(関連度の低い)サイトからのリンクは無視される、またはマイナスにとらえられる」ようになってほぼ消えたのでは?と思います。
そして最近登場したのがいわゆる「まとめ」サイト。キュレーションなんていう言葉を使ってかっこいいことしてるように見えますけど、他の人が作った記事をそのまま流用したり、記事へのリンクを張って一言コメントしてというのがたくさんある記事を作ったり、ひどい場合になるとサイトから情報を盗み取って自分の記事としてリリースしたりと明らかに作った人の苦労を冒涜する行為。一時期はこういうサイトが検索上位に表示をされていましたが、日本では2017年春あたりから「DeNA問題」を発端に検索エンジン側が対策をしてこういうサイトも消えて行きつつあります。
インターネットサイト(ホームページ)の世界では次は何だろうなぁ・・・そういう頭をもっと他に使えばいいのに・・・なんて思っていましたが、こういう行為はホームページだけではなかったようです。
今朝のちらっと見た「SNSのいいねやフォロワーを買う」というニュース、びっくりしました。まさかね・・・と思って早速「フォロワー 買う」というキーワードで検索してみたら・・・実にたくさんあってまたまたびっくり!!
まあ前述したインターネットサイトと同じで「いいね」されたり「フォロー」されたりする=人々からの評価が高いというプラス要素となるのは当然のことなので、それを評価基準の1つにして検索時の順位に反映する・・・というのを逆手に取った商売です。
中には・・・「いきなり急にフォロワーやいいねの数が増えると不正行為としてマークされるので、徐々に増やしてリスクを回避します」
などということを謳っている業者もいたりしました。
多分商売としてやっている人がいる=利用している人がいるということでしょうから、これを使って結構なアクセスを集め、アクセスアップする→アフィリエイトでの成約率が上がる→収入が増えるというのを手にした方も多いのでしょう。
今後これについてはサービス提供側である「Facebook」や「Twitter」などが対応するでしょうから恩恵どころかマイナスになるのは必至でしょう。
でも問題は不正?な行為を使って利を得た者は明るみになるやいなやさっさと撤退するという事実。やったもん勝ち、バレなければなんでもありという風潮が確実にあるということです。
当サイトの記事で何回か語っていますが、以前とあるSNSで著作権を明らかに侵害しているアニメ系の画像を平気で使っているところを見つけて「この画像は著作権法違反じゃない?大丈夫?」とコメントしたら「バレたらやめればいいんですよ!」と返事が返ってきたことがあります。偏見かもしれませんが言葉使いや取り上げているテーマから推察するに多分若い世代でしょう・・・。知らなくてやるのも問題はありますが、明らかに知っててやるというのはどうかと思います。
今回のニュースを見て「なるほど」と思った人もいるでしょうが、先の「まとめ」サイト問題同様今後プラスになることはないと思いますので今更取り組むのはやめたほうがいいと思いますよ!