Twitterを使う上で相手からのフォローやコンタクトを拒否する機能として「ブロック」というのはよく知られています。
「ブロック」とは文字通り設定したアカウントとのつながりをすべて拒否する機能です。フォローはおろか、@ツイートやダイレクトメッセージなどあらゆるものが拒否されます。ブロックした相手がフォローしようとすると拒否されていることが分かるので、相手からは「ブロックされてるなー」というのが一目瞭然となります。
一方ミュートはいわばなんちゃってブロックのようなもので、フォローしているはずなのにツイートは表示しないという感覚の機能です。
Twitterのミュート機能概要
Twitterのミュート機能は相手には気づかれずにフル無視する、ちょっといやらしい機能で、相手にはミュートされていることが分からないため、一時物議を醸した機能です。
Twitterのミュート機能でできることは・・・
1.ミュートした相手のツイートは自分のタイムラインに表示されない。
2.ミュートされた側は、(自分をミュート中の)相手をフォローしたり、リツイート etc のアクションは従来どおり可能。自分がミュートされているかは分からない。
3.誰かをミュートしても、フォローは解除されない。新たにフォローも可能。
4.フォロー解除せずミュートしている場合、相手からの@返信や@ツイートは [通知]タブには表示される。
5.フォロー解除せずミュートしている場合、相手からのダイレクトメッセージ(DM)はそのまま届く。
6.ミュートとして非表示になるのは、ミュート設定した以降のツイートのみ。過去にさかのぼってタイムラインから非表示にはならない。
まさに自分勝手な機能なんですね
Twitterのミュート機能の使い方
使い方はそれほど難しくなく、フォロー(フォロワー)ボタンを押して一覧を表示し、ミュートしたい相手のプロフィールの中にある「フォロー」ボタンの左のマーク(ユーザーアクションをさらに表示)をクリックして、「ミュートする」を選択するだけです。
誰をミュートしているかは、アカウント情報の中にリストが出ますので確認できます。
個人的にはあまり使いたくもない機能ですし、使ってほしくない機能でもありますが、一応Twitter標準機能なので・・・
少ないフォロー数でもいろいろなツイートがひっきりなしに流れてきて必要な情報を見分けるのに一苦労するのにたくさんのフォローをしている人はどうしているんだろうと思っていましたが、ひょっとするとフォロー数の多いアカウントの持ち主はこの機能で本当に必要なアカウントからの情報だけ収集して、あたかも相互フォローしているかのような振りして自分のツイートだけ流しているのかも・・・なんて寂しい想像をしてしまいました。