投稿を公開した後に「あ!!!」となることが多いアイキャッチ画像の設定忘れ、後からいい画像が手に入って一括でアイキャッチ画像を変更したい、そんなことありませんか?
また、従来の編集方法で複数の投稿に含まれるアイキャッチ画像を変更していったらサーバーに負荷がかかって接続エラーが発生してしまった経験ありませんか?
こんなことが多い私が個人的にとても重宝しているプラグインを紹介します。
通常行うアイキャッチ画像変更の手順
通常アイキャッチ画像の設定や変更は
- 「記事一覧」から対象の記事を選ぶ
- 「編集」をクリックして投稿編集画面を開く
- アイキャッチ画像を選ぶ
という手順になります。1つの記事でも結構この手順が面倒で、しかも「更新」ボタンをクリックすると、記事の更新を通知する「ping」や、自動ツイートなどが動いてしまい、動作が遅くなったりサーバーが高負荷になって停止したりするなど不具合の発生原因にもなります。
「Easy Featured Images」はこの作業を記事一覧画面上で簡単に変えられるプラグインです。
【Easy Featured Images】プラグインの基本的な機能・できること
- 記事一覧に今設定されているアイキャッチ画像が表示され、管理画面上で簡単に変更できる
- 記事の編集画面で行うわけではないので、更新によって与えるサーバーへの負荷が少ない
- 複数の記事を選択して一括でアイキャッチ画像を変更できる
投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプのアイキャッチ画像を直接変更するのではなく、リンクURLを単純に変更するといった動作をするようなのでどんどん変更や設定を行うことができ、サーバーへの負担もあまりありません。
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
【Easy Featured Images】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
【Easy Featured Images】プラグインは設定項目が少ないので特に必要ないと思います
【Easy Featured Images】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
【Easy Featured Images】プラグインの基本的な使い方
アイキャッチ画像の設定方法
- 投稿一覧や固定ページ一覧、カスタム投稿タイプの一覧を開く
- 今登録されているアイキャッチ画像が一番左に表示される(設定されていない場合は+マークが出ます)
- 登録されている画像や+マークをクリックする
- メディア一覧からアイキャッチ画像の選択画面が出てくるので画像を選ぶ
4で開くのは通常のメディア画面ですから、好みのアイキャッチ画像がない場合には、お気に入りの画像をその場でアップロードして設定することもできます。
もちろん複数の投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプのアイキャッチ画像を変更ことも簡単にできます。投稿などの一括編集と同様に一覧の中で変更したい記事にチェックを入れて「編集」を選択して変更するだけです。
画像が変わらないと思ったときは
一覧で個別にアイキャッチ画像を変更したとき、変更したはずなのに変わってないという現象が出ますが一覧画面をリロード(再読み込み)するときちんと変更された画像が表示されます。
リアルタイムで変わってくれたらとは思うのですが、プラグインの特性というか、画像の変更と一覧のリフレッシュが連動していないことが起因していると思われます。コントール下ではないと思われるので仕方ないかもしれません。
【Easy Featured Images】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など
より便利に使うカスタマイズ技やテストサイトで使用した結果や感想、WordPressのプラグイン公式配布ページには書かれていない事柄などを紹介します。
アイキャッチ画像の設定を楽にするおすすめプラグイン
あらかじめ投稿や固定ページを新規作成するときに挿入する決まったアイキャッチ画像を設定しておくことで、何もしなくても決まったアイキャッチ画像が挿入されます。設定忘れの防止や、慣れていない人と複数で更新するタイプのサイトでは必須かつ便利なプラグインです。
こちらはアイキャッチ画像の設定を必須入力項目にするプラグインです。アイキャッチ画像を設定しないと「公開」ボタンをクリックすることができなくなるので、設定忘れの防止に威力を発揮します。
最近ではアイキャッチ画像を新着情報一覧や関連記事一覧などに表示するのがスタンダードとなってきていますから、アイキャッチ画像(サムネイル画像)の設定はもはやWordPressでサイトを作る上では必須項目であるといえます。せっかくの機能ですからしっかり生かす工夫をしたいものです。
テーマやプラグインの中にはアイキャッチ画像がない場合にはデフォルトで設定された「No Image」などの代替画像が表示されるものもありますが、機能がない場合にはレイアウトが崩れたりすることもありますからこのプラグインとおすすめプラグインを組み合わせてきれいなサイトを作りましょう。
このプラグインを使ってアイキャッチ画像だけを変更した場合、投稿や固定ページの「更新日」の記録は変更されないので、アイキャッチ画像だけを変えたいときには非常に便利です。逆に通常の投稿編集時に「更新日」を変更しない方法は
で紹介しています。