管理画面からサーバー内のファイル操作ができるプラグイン「File Manager」
WordPressがインストールされているサーバー内へファイルをアップロードしたりする場合、通常はメディアのアップロード機能やプラグイン・テーマのアップロード機能を使用します。
逆にダウンロードするときは、エクスポート機能を使うのが標準機能を用いた使い方です。しかし、投稿などのデータはxml形式のファイルでバックアップできても、メディア(ファイル)となるとメディアそのものをバックアップすることができません。また、テーマやプラグインに関しても直接操作はできません。
この通常ではできないファイルのダウンロードなどの操作をできるようにしたのが「File Manager」プラグインです。
「File Manager」プラグインを使うと、WordPressの管理画面で操作しているのにも関わらず、パソコンのエクスプローラーやFTPソフトのようにファイルの操作、移動、コピー、アップロード、ダウンロードができるようになります。
【File Manager】プラグインの基本的な機能・できること
- アップロード、ダウンロード、および削除操作
- ファイルとフォルダ(コピー、移動、アップロード、フォルダ/ファイルを作成し、名前の変更、アーカイブ、抽出、編集、など)を持つすべての操作
- ドラッグ&ドロップファイルアップロード
- アーカイブ作成(ZIP、RAR、7Z、Tar、GZIP、BZIP2)
- 画像やファイルの編集
有料版ではさらにいろいろな機能が使えそうですが、FTPの代わりに使うだけなら無料版で充分です
この記事を参考にプラグインの導入をする際以下に留意ください
- すべての環境で動作するとは限りません
- できる限り最新のバージョンの情報を紹介するようにしておりますが、閲覧される時期によってはバージョンが変わり、仕様が大きく変更されている場合があります
- 有料版と無料版がある場合、テストは原則無料版のみで実施しています
- テスト環境については本文中に記載しています
- 使用方法で紹介しているショートコードやコードなどをコピーして使用すると、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「"」「'」などの記号を入力し直してみてください。
【File Manager】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
【File Manager】プラグインは言語の変更に未対応ですので表示のまま設定することになります
【File Manager】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名で検索してインストールするか、ページ先頭の画像をクリックして表示されるWordPressのプラグイン公式配布ページがダウンロードしてからアップロードインストールします。
インストール方法の詳しい解説は
を参照ください【File Manager】プラグインの基本的な使い方
ダッシュボードの「File Manager」を開いて操作します。パソコンのフォルダやファイルを操作するような感覚でサーバー内の操作をします。右クリックメニューが使えるところもパソコンと同じです。操作自体は慣れていただくしかないと思いますが、英語表記も単語なので戸惑うことはないと思います。
1点だけ注意したいのは、フォルダをダウンロードする場合、一度アーカイブ(圧縮形式)のファイルをサーバー内に作成してからダウンロード操作をする必要があることです。
以前紹介したプラグインに
というのがあるのですが、2016年11月現在配布が停止されているようですので代替プラグインとしておすすめです。
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