管理者以外のユーザーが誤って投稿や固定ページの編集・削除をしないようにするプラグイン「Post Lockdown」
WordPressを使って複数のユーザーで作るサイトで問題になるのが、投稿や固定ページの管理。
いろいろな人が介在するということは、誤って削除してしまった(されてしまった)、意図しない編集をしてしまった(されてしまった)というトラブルが発生することもありますね。
投稿や固定ページの管理に関する権限をまとめると
- 管理者・編集者はすべての投稿と固定ページの作成・公開・編集・削除ができる
- 投稿者は自身の投稿の作成・公開・編集・削除ができる
- 寄稿者は自身の投稿の作成・編集・削除ができる
という風になっています。
これを見ると、「寄稿者」は公開済みの投稿を編集・削除する権限がないので問題ありませんが、投稿者以上の権限では、投稿者は自身が公開した投稿の編集や削除ができてしまいますし、編集者に至っては自他すべての投稿や固定ページの編集・削除ができるようになっています。
問題は、公開された投稿や固定ページが編集されたり削除されたりすること。
完成した情報が掲載されている投稿や固定ページが自由に編集されてしまえば、サイト内の情報の確度が下がってしまう危険性がありますし、削除されてしまえば手動で張っている内部リンクがリンク切れになることも考えられます。
「Post Lockdown」は完成されていて編集や削除をしてほしくない投稿や固定ページをロックし、管理者以外の権限を持つユーザーが特定の投稿や固定ページの編集や削除をしないようにできるプラグインです。
【Post Lockdown】プラグインの基本的な機能・できること
- 特定の固定ページをロックし、管理者以外が編集・削除できなくする
- 特定の投稿をロックし、管理者以外が編集・削除できなくする
- 特定の固定ページをブロックし、管理者以外が削除できなくする
- 特定の投稿をブロックし、管理者以外が削除できなくする
この記事を参考にプラグインの導入をする際以下に留意ください
- すべての環境で動作するとは限りません
- できる限り最新のバージョンの情報を紹介するようにしておりますが、閲覧される時期によってはバージョンが変わり、仕様が大きく変更されている場合があります
- 有料版と無料版がある場合、テストは原則無料版のみで実施しています
- テスト環境については本文中に記載しています
- 使用方法で紹介しているショートコードやコードなどをコピーして使用すると、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「"」「'」などの記号を入力し直してみてください。
【Post Lockdown】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
【Post Lockdown】プラグインは設定項目が少ないので特に必要ないと思います
【Post Lockdown】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名で検索してインストールするか、ページ先頭の画像をクリックして表示されるWordPressのプラグイン公式配布ページがダウンロードしてからアップロードインストールします。
インストール方法の詳しい解説は
を参照ください【Post Lockdown】プラグインの基本的な使い方
- ダッシュボードから「設定」→「Post Lockdown」を開きます
- 左右に窓のある画面が表示され、左のリストの中から保護したい投稿や固定ページをクリックすると右の窓にコピーされます
「Locked Posts」・・・管理者以外が編集・削除できないようにする
「Protected Posts」・・・管理者以外が削除できないようにする
※保護設定された投稿や固定ページは、バックエンドの投稿一覧にマークが付きます
※保護したコンテンツを解除するには右の窓に表示されているタイトルをマウスオーバーして「×」をクリックします
たったこれだけの作業で大切なコンテンツが守れるのですから、マルチユーザー(複数のユーザー)で運営するサイトでは必須のプラグインだと思います。
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