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挿入しているショートコードを検索・編集できるプラグイン「Shortcodes In Use」

公開日:2016(平成28)年8月5日/最終更新日:

WordPressのプラグイン情報



【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

WordPressではいろいろな機会でショートコードが活躍します。

あるときはデザイン要素を追加するため、あるときは一覧などを表示するためなど、ほとんどはプラグインで出力された内容を表示するための方法として使われています。

ここで問題となるのが使っていたプラグインを削除したとき。

どの投稿に挿入したのか?どの固定ページに挿入したのか?ウィジェットは?テーマ内は?などいちいち覚えていませんよね?

ではショートコードを削除しないとどうなるのか?というと、ショートコードのまま挿入した場合はコードがそのまま表示されます。そして、phpコードとしてテーマや本文などへ挿入されていたものはエラーとなり、最悪の場合そのコード以降の要素が表示されない(ページが壊れているように表示される)ということになります。

では、1つ1つのコンテンツをプレビューしながら削除するのか?いやいややっぱり面倒です。これを解決するためのいいプラグインがあります。

プラグインの名前は「Shortcodes In Use」。コンテンツやテーマ、添付ファイル、画像などあらゆるところから対象のショートコードを検索して一覧表示し、そこから直接編集画面を開いて投稿などの編集を行うことができる便利なプラグインです。

また、ショートコードの入ったコンテンツを調べる目的は何もショートコードを削除するときには限りません。ショートコードの中にはパラメーターと呼ばれる追加オプションを書くことによって表示内容を制限したりすることができるものもあります。こうしたパラメーターを変更したり追記したり、ときには削除するといった場合でもこのプラグインが大活躍します。

そしてこのプラグインの一番いいところは、現在サイトの中で使用しているショートコードに何があるのかの一覧も表示してくれるところ。プラグインは削除したけどどんなショートコードだったか??というのを探るときには重宝しますよ。

【Shortcodes In Use】プラグインの基本的な機能・できること

  1. 現在稼働しているプログラム(コアファイルやプラグイン・テーマなど)が使用しているショートコードから検索
  2. タイトルや本文・抜粋など特定の場所から絞り込み検索
  3. コンテンツの種類からの絞り込み
  4. 一覧から直接コンテンツの編集ができる

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【Shortcodes In Use】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

当サイトで私が翻訳した【Shortcodes In Use】プラグインの日本語化ファイルを提供しています。

翻訳ファイルは

からダウンロードできます(ダウンロードの方法や日本語の適用方法なども解説しています)

翻訳することで設定が容易になり、重要な項目の設定漏れも少なくなりますから日本語化をお勧めします。

【Shortcodes In Use】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

【Shortcodes In Use】プラグインの基本的な使い方

(日本語化した前提で解説します)

  • 対象となるショートコードが分かっている場合は「検索するショートコード」へ入力し、「検索開始」をクリックします
  • 現在稼働中のプログラムで使用されているショートコードを見つけるには「プログラムが使用しているショートコードから検索」の中からプルダウンで目的のショートコードを見つけてチェックし、「検索開始」をクリックします
  • 特定のコンテンツに含まれているショートコードを見つけるには「コンテンツの種類の絞り込み」から選択し、「検索開始」をクリックします(稼働しているカスタム投稿タイプからも検索可能です)
  • 検索対象となる項目を絞り込むには「場所の絞り込み」でチェックを入れ、「検索開始」をクリックします

検索が終わると画面下にメンテナンスの候補が表示されます。一覧の中には完全一致のものと曖昧なものの両方が表示されますから、よく確認した上で各結果の左上にある鉛筆マーク(編集マーク)をクリックしてコンテンツの更新をしていきます。

※例えば削除するプラグインが分かっている場合などはプラグインを停止する前に検索とメンテナンスを行うとショートコードをコピペする手間が省けます

※再検索を行う際には「一時保存をクリア」にチェックを入れてから「検索開始」をクリックすると、表示したことのあるショートコードを使っているリストがクリアされ、再度きちんと検索されます。

【Shortcodes In Use】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など

より便利に使うカスタマイズ技やテストサイトで使用した結果や感想、WordPressのプラグイン公式配布ページには書かれていない事柄などを紹介します。

【Shortcodes In Use】をもっと便利に使う方法①-使われていないプラグインを探す

何も検索条件を指定せずに「検索を開始」ボタンをクリックすると、ショートコードが使われているコンテンツが全部表示されます。一覧の右側に「不明なプログラム(使用していないプラグインなど)」と表示されるものは現在稼働していないショートコードです。この中からショートコードをコピペして検索条件に入れれば、使用されていないショートコードのあぶり出しができます。
※環境によっては間違った検索結果が表示されることがありますので、本当に使われていないかは自身で確認ください

【Shortcodes In Use】をもっと便利に使う方法②-プラグインの画面以外で一覧を表示してコンテンツを編集する方法

プラグインの使用方法で説明した通り、一覧上から直接コンテンツの編集を行うことができるのですが、一旦画面から離れてしまうと再度検索を行う必要があり、複数のコンテンツを編集する際にはちょっと不便です。これをもう少し便利にする方法を紹介します。
一覧の下を見るとPHPコードが表示されています。これを利用します。

  1. 表示されるphpコードをコピーする
  2. 投稿や固定ページを新規作成する(適当なタイトルをつける)
  3. コピーしたPHPコードを貼りつける
  4. 右上の「公開状態」を「非公開」にする
  5. 「公開」または「更新」をクリックする

これで、一般には公開されないメンテナンスリストの入ったページが作成されました。これを表示してから編集していけば再検索を行うことなくメンテナンスができるようになります。メンテナンスが完了したらそのコンテンツ(メンテナンスリストの入った投稿や固定ページ)は削除すればOKです。

念のためすべてのメンテナンスが終わったらキャッシュをクリアした上で再検索を行い、完全にメンテナンスできているか確認するようにしましょう。

著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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