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「Ultimate Member」に、ユーザーごとの簡易ブログ(日記)を投稿・管理する機能が追加できるプラグイン「Stories for Ultimate Member」

公開日:2023(令和5)年8月4日/最終更新日:

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WordPress Plugin



「Stories for Ultimate Member」は、会員制サイト構築用プラグイン「Ultimate Member」に、ユーザーごとの簡易ブログ(日記)を投稿・管理する機能が追加できます。

このプラグインを通じて書かれた日記は、通常の投稿や固定ページではなく、別の投稿の集まり(カスタム投稿タイプ)上に保存されますので、他の投稿などと混同することもありません。

【Stories for Ultimate Member】プラグインの用途や機能

以下のようなシーンで有効なプラグインです。

  • 「Ultimate Member」を使っているけど、ユーザーごとに何か記録が残せるコンテンツを追加したい
  • 管理画面へ行くことなく投稿や管理をさせたい
  • 通常の投稿や固定ページとは別に管理したい

残念ながら、ユーザーのプロフィール画面へ行かないと、そのユーザーの日記一覧を見ることができないので、用途が限られそうですが、後述の「クエリーループブロックで一覧を作成する方法」を参考にカスタマイズすることで、固定ページなどへ全員の投稿を一覧表示させることが可能です。

本ページを最後に編集したときの環境・バージョンなど

プラグインは製作者によって日々更新されていくため、この紹介記事が最新バージョンのものであるとは限りません。参考までに本記事の最終更新日時点におけるテスト環境、プラグインバージョン、プラグイン導入時の留意点などを記載しておきます。

プラグインを使用(試用)したテスト環境・公式ページなど

この紹介記事作成にあたって、試用(テスト)を行った環境、本記事で紹介するプラグインバージョン、現在配布されている最新バージョン、公式ページのリンク等は以下の通りです。

テストしたサーバー ColorfulBoxカラフルボックス
WordPressバージョン6.2.3
PHPバージョン7.4.33
テストしたテーマTwenty Twenty-Two(WordPressのデフォルトテーマ)
プラグインバージョン本記事で紹介するために試用したバージョン :
公式サイトで配布されている最新バージョン :1.0.2.2
※バージョンが違うと、仕様が大きく変更となっている可能性があります
テストした日
※本記事の最終更新日であり、実際の試用日とは異なることがあります
公式サイトhttps://ja.wordpress.org/plugins/um-story-lite/
※wordpress.org上のページへのリンクです
作者サイト
※プラグイン制作者の独自ページ(サイト)リンクです

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【Stories for Ultimate Member】プラグインの設定画面や表示画面の日本語化と翻訳

当サイトで私が翻訳した【Stories for Ultimate Member】プラグインの日本語化ファイルを提供しています。翻訳ファイルについての詳しい説明は以下のページをご覧ください。

このプラグインは、フロントエンドが英語表記のため、日本語化が必要です

【Stories for Ultimate Member】プラグインのインストールと設定方法

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

基本的な設定方法と使用方法

設定はありません。

有効化すると、「Ultimate Member」で利用するプロフィールページへ「日記」ボタンが追加され、「日記(マイクロブログ)」の投稿や一覧表示ができるようになります。

以下、バージョン1.0.2.2でのサンプル画面です。

「Ultimate Member」に、ユーザーごとの簡易ブログ(日記)を投稿・管理する機能が追加できるプラグイン「Stories for Ultimate Member」|Knowledge Base
プロフィール画面のボタン(日本語化済の表記です)
「Ultimate Member」に、ユーザーごとの簡易ブログ(日記)を投稿・管理する機能が追加できるプラグイン「Stories for Ultimate Member」|Knowledge Base
日記の一覧(例)
「Ultimate Member」に、ユーザーごとの簡易ブログ(日記)を投稿・管理する機能が追加できるプラグイン「Stories for Ultimate Member」|Knowledge Base
投稿画面

【Stories for Ultimate Member】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など

このプラグインをより便利に使うカスタマイズ技、テストサイトで使用した結果や感想、WordPressのプラグイン公式配布ページには書かれていない情報、発見した不具合などを紹介します。

クエリーループブロックで一覧を生成する方法

個人的にちょっと残念だったのが、冒頭で書いた通り、それぞれのユーザーのプロフィール画面からのみその人の日記一覧を閲覧できることに限定されていること。

このプラグインを使う目的としては、いろいろな人が投稿したものを、固定ページなどに時系列で表示してそこからコミュニケーションを図れるようにしたいのではないでしょうか?

WordPressにはクエリーループブロックという、いろいろなコンテンツの一覧を生成できる便利なブロックがあるのですが、普通にこれを使用しても、このプラグインに日記の一覧を「投稿タイプ」欄で選択できないため、行われた日記の一覧を表示することはできません。

これを解消するには、以下のコードを有効化しているテーマのfunctions.phpへ追加します。

/*** UM Story Liteの日記一覧をクエリーループブロックで出力できるようにする ***/
function change_cpt_param_um_story($args, $post_type){

	if ($post_type == 'um_story'){//投稿タイプのスラグ
		//クエリーループに含める
		$args ['show_in_rest'] = 'true';
		//投稿タイプ選択画面で選べるようにする
		$args ['publicly_queryable'] = 'true';

	}

	return $args;
}
add_filter('register_post_type_args', 'change_cpt_param_um_story', 10, 2);

追加後にクエリーループブロックを挿入している固定ページなどを開きなおすと、「投稿タイプ」欄で「日記」というのが選択可能になり、一覧を作成することができます。

クエリーループブロック内の「タイトル」ブロックでリンクを有効にすれば、クリック時に日記の単独ページへ遷移させることができますし、「投稿者」ブロックでリンクを有効にすれば、クリック時に作者のプロフィールページへ遷移させることができます。

「タイトル」ブロックのリンククリック時に404ページが表示される場合は、管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」を一度開き、何もせずに更新することで解消されます(パーマリンクのリフレッシュ)
※あくまでもテスト環境での結果ですので、環境によってはうまくいかないかも知れません

また、このプラグインでは「抜粋」を持たないため、クエリーブロック内での「抜粋」はエディター上では表示されません(フロントエンドでは表示されます)。エディター上でも抜粋を出力する場合は、先ほどの行へ以下のパラメーター設定行を追加すればよいでしょう。

$args ['supports'] = array( 'title', 'editor', 'author', 'thumbnail', 'comments', 'excerpt' );

このページの更新履歴

更新日更新内容
2023年 8月 4日ページを公開しました
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