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ユーザーの行動履歴を記録して一覧表示できるプラグイン「User Activity Log」

公開日:2017(平成29)年6月10日/最終更新日:

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WordPressのプラグイン情報



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いきなり全然違う話になりますが、複数の人でパソコンを使ったりしている場合や友達や知り合いのパソコン、会社の同僚から「パソコンがおかしくなった」と相談された経験ありませんか??

私は以前会社のシステム保守を仕事の1つにしていたので経験がたくさんありますが、そんなときに口をそろえて出てくるのが「何もしてないのに・・・」という言葉。始めのうちは鵜呑みにしていましたが、結構同じところばかりで起こるので「これはおかしい・・・」で見るようになったのがログ。要するにいつ何をしたのかが分かる記録ですね。

これを見るようになったら結構何が起こったかが見えてくるようになって大いに役立ったものです。

残念ながらWordPressにはこうした「ログを残す」機能がありません。自身で作成したサイトを自身で管理している場合にはあまり必要ないかもしれませんが、複数のユーザーで管理したり、友人や得意先などのクライアントへ納入したサイトで何かが起きたときには直前の行動が大きなヒントになります。

【User Activity Log】プラグインの基本的な機能・できること

User Activity Log」プラグインは

  1. WordPress本体のアップデート
  2. 投稿の作成、更新、削除
  3. 固定ページの作成、更新、削除
  4. カスタム投稿タイプの投稿の作成、更新、削除
  5. タグの作成、編集、削除
  6. カテゴリの作成、編集、削除
  7. タクソノミー用語の作成、編集、削除
  8. コメントの作成、承認、未承認、ゴミ箱、未処理、スパム、未スパム、削除
  9. メディアのアップロード、編集、削除
  10. ユーザーのログイン、ログアウト、ログインに失敗しました。プロファイルの更新、登録および削除
  11. プラグインのアクティブ化、非アクティブ化
  12. テーマのインストール、更新、削除、有効化
  13. ウィジェットをサイドバーに追加/サイドバーから削除、ウィジェットの並び替え
  14. メニューの作成、更新、削除
  15. サイトからエクスポートファイルをダウンロードする

など様々な行動履歴を取ることができるプラグインで、一覧表示すると誰がいつしたのかが分かります。

残念ながら何かでエラーが起きたというログは保存されませんが、これだけの行動を見ることができれば十分だと思います。

本ページを最後に編集したときの環境・バージョンなど

プラグインは製作者によって日々更新されていくため、この紹介記事が最新バージョンのものであるとは限りません。参考までに本記事の最終更新日時点におけるテスト環境、プラグインバージョン、プラグイン導入時の留意点などを記載しておきます。

プラグインを使用(試用)したテスト環境・公式ページなど

この紹介記事作成にあたって、試用(テスト)を行った環境、本記事で紹介するプラグインバージョン、現在配布されている最新バージョン、公式ページのリンク等は以下の通りです。

  • テストサーバー:カラフルボックス ColorfulBox
  • WordPressのバージョン:5.9
  • PHPのバージョン:7.4.27
  • テーマ:HABONE(オリジナルテーマ)
  • プラグインのバージョン:本記事で紹介しているバージョン 1.4.7/最新バージョン 2.2
  • 公式サイト(wordpress.org上):https://wordpress.org/plugins/user-activity-log/
  • 公式サイト(作者サイト):

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
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【User Activity Log】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

当サイトで私が翻訳した【User Activity Log】プラグインの日本語化ファイルを提供しています。

翻訳ファイルは

からダウンロードできます(ダウンロードの方法や日本語の適用方法なども解説しています)

翻訳することで設定が容易になり、重要な項目の設定漏れも少なくなりますから日本語化をお勧めします。

【User Activity Log】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

設定はダッシュボードの「User Activity Log」→「設定」から行います

項目は

  1. ログの履歴を保存する日数、ログの削除
  2. 特定の権限やユーザーがログインしたときに管理者へメール通知
  3. 通知するメールの内容

だけで簡単に使用できます

【User Activity Log】プラグインの基本的な使い方

ログを見るにはダッシュボードから「ユーザーの行動履歴」をクリックするとずらっと一覧で表示されます。

日付やユーザーなどで絞り込み表示することができるので整理できて便利です。

冒頭で自身で作成して自身で管理する場合には必要ないかも・・・と書きましたが、テーマを編集したりプラグインの有効化や停止をした履歴なども残りますから自身のサイト更新録としても十分使えると思います。

ちなみにテーマの編集の一環として、わざとfunctions.phpへ不具合の出るようにコードを入力してエラーを出しましたが、この履歴は残念ながら保存されませんでした。テストしたのはこれだけですが、おそらくサイトそのものの動作に不具合があったときにはログが取られることはないと思います。

本記事の更新(変更)履歴

更新日更新内容
2017年 6月10日記事を公開しました
2022年 1月29日 バージョン1.4.7の試用を行い、記事を更新しました
著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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