「WebberZone Followed Posts」(旧Where did they go from here)は一般的に言われる関連記事を表示するプラグインではなく、Amazonなどの通販サイトのページ末尾に必ずある「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」を投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプへ追加できるプラグインです。実際に訪問者が見たページの軌跡を記録して表示するため、カテゴリーやタグを元にした関連記事よりも確度の高い内部リンクが作成できます。
【WebberZone Followed Posts】プラグインの基本的な機能・できること
- 実際のデータから併せて読まれるコンテンツの候補が表示される
- サムネイル画像の表示ができる
- 記事の要約表示ができる
- カスタムCSSでテーマに合わせたデザインができる
- 投稿や固定ページ作成時などにあらかじめ関連記事として登録しておくこともできる
データの少ないうちは内容が全く表示されないのですが、使っていると実際に併せて読まれた投稿や固定ページへの候補が表示されるようになり、より多くの投稿や固定ページが閲覧されるようになります。
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
【WebberZone Followed Posts】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
当サイトで私が翻訳した【WebberZone Followed Posts】プラグインの日本語化ファイルを提供しています。
翻訳ファイルは
からダウンロードできます(ダウンロードの方法や日本語の適用方法なども解説しています)
翻訳することで設定が容易になり、重要な項目の設定漏れも少なくなりますから日本語化をお勧めします。

【WebberZone Followed Posts】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
日本語化してしまえば設定は画面を見ればできると思います。設定画面は「設定」→「フォロー中の投稿」にあります(翻訳していない場合は「Followed Posts」というメニュー項目です)。
【WebberZone Followed Posts】プラグインの基本的な使い方
このプラグインの凄いところは、有効化とともに実際に訪問者が閲覧した履歴を保存して、一番ページの変遷が多かった順に候補を表示する点です。よくある「関連記事」とは違い、実データに基づいて表示されるのでページビュー数の増加やバウンスレート(直帰率)の縮小を図ることができます。
導入後しばらくはデータの蓄積がないのでなかなか表示されないのですが、使い込むほど味の出てくるプラグインです。最初は関連記事やランダム表示と併用しておいて、履歴が表示されるようになってきたら投稿や固定ページの編集画面上で必要な機能だけ残すようにするとサイトの充実が図れると思います。
また、最初から関連記事として読んでもらいたいコンテンツがある場合には、投稿や固定ページの編集画面に「WebberZone Followed Posts」という入力欄が出てきますので、そこに関連記事のIDをセットしておけば表示されるようになります。
【WebberZone Followed Posts】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など
より便利に使うカスタマイズ技やテストサイトで使用した結果や感想、WordPressのプラグイン公式配布ページには書かれていない事柄などを紹介します。
投稿IDを管理画面の一覧で表示する方法
投稿や固定ページのIDは通常管理画面の投稿一覧や固定ページ一覧でタイトルをマウスオーバーした際、画面左下に表示される番号を写す方法が一般的ですが、以下のプラグインやfunctions.phpへコードを追加することで常に投稿一覧へPostIDが表示できるようになります。

