ウィジェットの内容だけをキャッシュして表示を高速化するプラグイン「Widget Output Cache」



Wordpressでは実にいろいろなプログラムでデータベースからデータを引っ張ってテーマを通じて表示するという作業を行っていることは、テーマやプラグインのコードを見たことがある方ならご存知のはずです。

そこで登場するのがページ全体を一時的にhtmlページとして書き出しておいて、一定時間中はそのページを表示させることで表示速度を飛躍的に改善しようという、いわゆるキャッシュプラグイン。確かに効果的ではありそうですが、導入したらサーバーによってはファイルの所有権エラーなどによってサイトが真っ白・・・になってしまったり、あまりアクセスのないページが多いサイトでは、キャッシュを作るための時間が逆にかかって表示速度がかえって遅くなる・・という現象も発生するのがこの類のプラグインの怖いところですね。

案の定キャッシュ系プラグインであまり効果が得られなかった方は、元に戻して(これも結構苦労するものが多いです)、【Autoptimize】などのプラグインを使って、コードの圧縮などを行うにとどめるという形を取ることが多いと思います。

でも何かうまく表示速度の改善ができないものか・・・で見つけたのが今回紹介する【Widget Output Cache】です。

【Widget Output Cache】はWordpressのほとんどのテーマで挿入可能となっているウィジェットに対してだけキャッシュを有効にして速度改善を行うプラグインで、特にRSSなど外部の情報を取得して表示するようなウィジェットを使っている場合には有効かと思います。

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【Widget Output Cache】プラグインの基本的な機能・できること

  1. ウィジェットの内容をキャッシュ(一時保存)して表示を高速化する
この記事の内容について
このプラグイン紹介記事は簡易的に動作テストをした上で紹介していますが以下の点にご注意願います
  1. すべての環境で動作するとは限りません
  2. できる限り最新のバージョンの情報を紹介するようにしておりますが、閲覧される時期によってはバージョンが変わり、仕様が大きく変更されている場合があります
  3. 有料版と無料版がある場合、テストは原則無料版のみで実施しています
  4. テスト環境については文末に記載しています
  5. 使用方法で紹介しているショートコードをコピーして使用すると、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。

【Widget Output Cache】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【Widget Output Cache】プラグインは有効化すると日本語で使用できるようになっていますので、英語が分からない方でも安心して使えます

【Widget Output Cache】プラグインは言語の変更に未対応ですので表示のまま設定することになりますが設定はウィジェットにキャッシュを適用するか否かの選択部分だけなので問題ありません。

【Widget Output Cache】プラグインのインストールと設定

インストールと設定方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名で検索してインストールするか、ページ先頭の画像をクリックして表示されるWordpressのプラグイン公式配布ページがダウンロードしてからアップロードインストールします。

インストール方法の詳しい解説は

Wordpressと言えばさまざまな追加機能を使って思い通りの表現や動作ができるのがブログやHTMLで作ったサイトと違って楽しいところですね。ここでは基本的なプラグインの導入の仕方とトラブルが発生した場合の対処方法について解説します。
を参照ください

【Widget Output Cache】プラグインの基本的な使い方

設定項目はありません。各ウィジェットに画像のようなチェックボタンが表示されます

※ここにチェックを入れるとキャッシュされないようになります

【Widget Output Cache】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など

より便利に使うカスタマイズ技やテストサイトで使用した結果や感想、Wordpressのプラグイン公式配布ページには書かれていない事柄などを紹介します。

キャッシュ時間を調整する方法

このプラグインには設定画面がなく、キャッシュ時間の設定は基本的に12分となっていますが、簡単には変更はできません。

すごくたくさんアクセスのあるサイトならともかく、1つの記事でこの時間にアクセスされるのは・・・でしょうから、キャッシュ時間の延長はしたいところですね。

そこで公式フォーラムで紹介されていたコードを紹介しておきます。少しカスタマイズして24時間にしてあります

add_filter( ‘widget_output_cache_ttl’, ‘widget_cache_custom_ttl’, 10, 2 );
function widget_cache_custom_ttl( $ttl, $widget_args ) {
	// Set custom expiration time in seconds for each widget
	$map_ttl = array(
		‘your_widget_id’ => 86400,
		‘another_widget_id’ => 86400
	);
	$widget_id = $widget_args[‘widget_id’];
	if ( isset( $map_ttl[ $widget_id ] ) )
		return $map_ttl[ $widget_id ];
	return $ttl;
}
このコードをテーマのfunctions.phpへ追記するだけです。

コードの中に

‘your_widget_id’ => 86400,
‘another_widget_id’ => 86400
の2行がありますが、基本的には上のyour_widget_idのみ設定すればいいようです。

プラグインのテスト環境&個人的評価

最後に【Widget Output Cache】を動作確認した際の環境と個人的な評価を書いておきます。導入の検討や参考になれば幸いです。

テストした環境

  1. WordPressのバージョン:4.9.6
  2. PHPのバージョン:7.0
  3. テーマ:Simplicity バージョン2.3.0g
  4. プラグインのバージョン:0.5.2
  5. このプラグインの最新バージョンは0.5.2です。バージョンが異なる場合には設定の仕方や動作仕様が変更になっている可能性があります。

個人的な評価・感想ほか

    5段階評価

  1. 設定のしやすさ:★★★★★
  2. 使いやすさ:★★★★★
  3. おすすめ度:★★★☆☆

確かに速度は改善している感じはしますが、本当にこのプラグインの効果なのか??はしばらく様子を見て判断するしかなさそうです。

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