この紹介文を書いたときに流行っていた「厳しい第三者の目」というのをタイトルには持ってきましたが、正確にはプラグイン独自のアルゴリズムによって投稿や固定ページに含まれる情報を分析して結果を表示してくれるのが「Word Stats」です。外部のツールを使う手もありますが、結局無料ツールでやれることには制限が多い、ならば内製化してしまおうというプラグインです。
【Word Stats】プラグインの基本的な機能・できること
- 投稿や固定ページに含まれる全単語数が表示されます
- コンテンツの数と割合を表示します
- 出現率の高いキーワードトップ20が表示されます
- 独自のアルゴリズムにより「コンテンツの読みやすさ」を判定し数字化してくれます
- 投稿一覧に「コンテンツの読みやすさ」の数字、コンテンツの長さに対する色分け表示
これによってアクセスの稼げるコンテンツ作りができるか?と問われると何ともいえないところではありますが、コンテンツを作る際の目安には使えると思います。
一覧に表示される「読みやすさ」の数字と色分けはコンテンツを修正する際の目安として個人的には重宝しています
「Coleman-Liau Index」と「LIX」というアルゴリズムに基づいて表示されるようです
読みやすさのレベル
- 25以下:子供の本レベル
- 26~30:日記レベル
- 31~40:標準的な文章
- 41~50:ウィキペディアのような事実情報
- 51~60:技術的なコンテンツ
- 61以上:スペシャリストテキスト/研究/論文レベル
「Coleman-Liau Index」「LIX」アルゴリズム
プラグインのFAQにある情報では以下のような基準に基づいて判定しているようです。あてずっぽうでもなさそうな感じですね
- ARIは、ワード長と文あたりの単語に基づいています
- CLIは、100ワードあたりの非単語文字を除いた100単語あたりの文字数、および文に基づいています
- LIXは、一時停止(ピリオド、コロン、セミコロン、等)、6文字以上の平均単語間の平均の言葉に基づいています
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
【Word Stats】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
当サイトで私が翻訳した【Word Stats】プラグインの日本語化ファイルを提供しています。
翻訳ファイルは
からダウンロードできます(ダウンロードの方法や日本語の適用方法なども解説しています)
翻訳することで設定が容易になり、重要な項目の設定漏れも少なくなりますから日本語化をお勧めします。

【Word Stats】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
【Word Stats】プラグインの基本的な使い方
設定項目についてはデフォルトのままでいいと思います。
特定のキーワードを除外する設定もできるのですが、英語とスペイン語のみの対応であること、あまり設定項目を増やすとサーバー負荷が上がる可能性があるので使用しないほうが無難かもしれません。
投稿の編集画面でも使えるはずが・・・
プラグインの説明には投稿編集画面で
- 関連性の高いキーワード
- より正確な単語数
- 色分けされた読みやすさのテスト
- 総文字、英数字、単語や文章
- 単語あたりの文字数、文あたりの文字数、文あたりの言葉

が表示されるとあるのですが、不具合なのか表示されません。これがあると便利なのに残念です。
<追記>
コンテンツの解析が完全に終了すると、きちんと表示されるようになります。ちなみに表示イメージはこんな感じです。

