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データベースデータを管理画面からバックアップできるプラグイン「WP Database Backup」

公開日:2019(令和元)年12月18日/最終更新日:

WordPressのプラグイン情報



WordPressサイトのバックアップ取ってますか??

「私は〇〇プラグインで自動的にバックアップしてもらってるから大丈夫」

なんて思っている方多いと思います。確かにWordPress公式サイトにあるプラグインにはそうした機能を持つものが多数ありますし、バックアップを取るということに関連する記事も世の中にたくさんあるので安心されている・・のかも知れません。

では1つ質問、そのバックアップを復元したことありますか??多分ほとんどの方が「ノー」でしょう。いざという時に復元方法が分からなければそのバックアップは水泡に帰すことになるかもしれません。試しに一度バックアップを元に復元してみてはいかがでしょうか?どのプラグインと固有名は控えておきますが、中にはバックアップは無制限でも復元するには有料版を購入しないと・・というものもありますから注意してくださいね。

まあまあ前置きはこの位にして・・・。

WordPressは基本的に

  • プログラムや画像などが保存されている「ファイル」や「フォルダ」
  • プログラムの命令に従って引き出す情報を格納しておく「データベース」

の2つがあって初めて正常に動作する仕組みになっています。

今回紹介する【WP Database Backup】はこのうちの「データベース」の情報を、通常ならサーバー内のデータベース管理ツール(phpMyAdminなど)を使ってバックアップするちょっと面倒な作業をサイトの管理画面からやってしまおうというプラグインです。

【WP Database Backup】プラグインの用途や機能

  1. サイトの管理画面からデータベースのバックアップを行う
  2. バックアップの頻度を指定して定期的にバックアップを取る
  3. バックアップしたデータベースの最大数(何回前までサーバー内に保存するか)を設定できる
  4. バックアップしたデータはパソコンへダウンロードするなどいろいろな場所へ保存できる

といった機能を備えています。

※この類のプラグインを使う場合の注意点についてはページ↓の方の「【WP Database Backup】を使用する際の注意」をご覧ください

この紹介記事を最後に編集したときの環境・バージョンなど

プラグインは製作者によって日々更新されていくため、この紹介記事が最新バージョンのものであるとは限りません。参考までにこの記事の最終更新日時点におけるテスト環境、プラグインバージョン、プラグイン導入時の留意点などを記載しておきます。

プラグインを使用(試用)したテスト環境

  • テストサーバー:ColorfulBoxカラフルボックス
  • WordPressのバージョン:5.3.1
  • PHPのバージョン:7.3.11
  • テーマ:HABONE(オリジナルテーマ)
  • プラグインのバージョン:本記事で紹介しているバージョン5.4.2/最新バージョン 6.10
  • 公式サイト(wordpress.org上):https://wordpress.org/plugins/wp-database-backup/
  • 公式サイト(作者サイト):

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【WP Database Backup】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【WP Database Backup】プラグインは日本語化が可能な言語ファイルが同梱されていますが、ほんの一部のみ日本語化されるようになっています。テストしたバージョンではプラグインの仕様上再翻訳しても現状の部分以外は翻訳されませんので、そのまま英語表記を見て設定することになります。

【WP Database Backup】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

基本的な設定方法や使い方

ここでは次の「【WP Database Backup】を使用する際の注意」で私の主観を交えて書かせていただいているように、このプラグインはあくまでも「phpMyAdmin」を使わずに管理画面からオンデマンド(任意のタイミング)でバックアップを取るのに使うものとして、簡単に使用方法の紹介をします。

プラグインを有効化すると「ツール」メニューに「WP-DB Backup」というリンクが追加されますのでクリックします。

「Create New Database Backup」というボタンをクリックすると、今現在のデータベースがzip圧縮形式で作成されます。

バックアップファイルの作成が完了するとボタン下の一覧に表示されますので、「Dounload」リンクをクリックして、パソコンなどへ保存します。

以上が「phpMyAdmin」の代わりにバックアップを取る方法です。

復元する際にはダウンロードしたままの「〇〇.zip」を指定してインポートすれば復元できます。
※復元に関しては完全にテストはしていません

以下は公式サイトにあるスクリーンショットです(手動バックアップの画面のみ)

データベースデータを管理画面からバックアップできるプラグイン「WP Database Backup」|Knowledge Base

【WP Database Backup】を使用する際の注意

あくまでも手動でのバックアップ時に使用しましょう

今回紹介する【WP Database Backup】に限らず、データベースのバックアップ、サイトのバックアップを行うプラグインは、サイトが接続している情報を設定ファイルから自動で読み込んで、該当のデータ・ファイル・フォルダをバックアップするように設計されています。そのおかげでインストールして有効化するとすぐに使えるようになっているのですが、その便利さとは裏腹に、プラグインがサイトに存在することでこれらの情報が垂れ流しになる可能性は否定できません。

従って、使用は自身で手動バックアップを取る際にわざわざサーバーのphpMyAdminを開いて行うのが面倒という場合に限定し、バックアップ時にのみ有効化するようにし、できれば使用しない時は停止ではなくプラグイン自体を削除することをお勧めします。

再度書きますが、こうした類のプラグインを使用する危険性は【WP Database Backup】に限ったことではありませんので、これを機に「自動バックアップ」を行うものや、データベース内の情報を見られるようなプラグインの使用方法を再考されることをおすすめします。

バックアップ時にはFTPなどでファイル・フォルダなども同時にバックアップしましょう

WordPressはプログラムなどが保存されているファイル・フォルダと、プログラムが指示して動作するための情報が書かれているデータベース内のデータがセットとなって初めて正常動作します。このプラグインを使って定期的にデータベースのバックアップを取ることができるようになりますが、不具合等が起きてバックアップから復元する場合には同時期にバックアップしたファイル・フォルダ類がないと完全復元は難しいですので、基本的には

  1. このプラグインでデータベースのバックアップを取る
  2. ファイル・フォルダをFTPなどでパソコンへダウンロード(バックアップ)する

という2つの作業をしておかないと、いざ復元となったときに何の役にも立たないことがありますから、ファイル・フォルダとデータをセットにして保存(バックアップ)するようにしましょう。

という観点から考えると、自動バックアップ作成を有効にしてもあまり意味はなさない可能性が高いので、このプラグインはあくまでも「自身でバックアップを取ろう!」と思った時に使用すべきものだと思います。

過剰にバックアップファイルが残っていませんか?

これもこのプラグインに限ったことではないのですが、累代数の設定ができるバックアッププラグインで古いバックアップの自動削除ができていない現象が出ているのをよく目にします。プラグインなどを使ってバックアップしたファイルは基本的に同一サーバー内の指定フォルダへ保存されますから、当然バックアップファイルもサーバー内のファイルの1つになります。

サイトの規模やバックアップの内容によっては、このバックアップデータだけでサーバー容量を圧迫してしまう場合もあり、何もしていないのにサーバー容量オーバーになった??と勘違いすることもありますから、きちんと累代管理がされているかは確認された方がいいと思います。

ちなみにテスト環境でこのプラグインを使ってデータベースのバックアップ数を「1」にし、複数回バックアップを行ったところ、きちんと1つ最新のバックアップだけが残るようになっていました(環境によってはそうならない場合もあるかもしれません)。

著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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