WordPress標準の埋め込みブロックを使ってYoutube動画を挿入したページの表示速度、とっても遅くないですか？
いつまでも動画を挿入した部分が空白の状態が続きますし、何より訪問者にはそこにYoutube動画があることは分からないのですから、一見するとただただ読み込みが遅いページ、すごい空白のあるページのように思われてしまうかも知れません。
そこで探し当てたのが、今回紹介する【WP YouTube Lyte】というプラグイン。
本当にストレスなくページが開くので、特に複数のYoutube動画を埋め込む機会の多いサイトでは重宝するプラグインでしょう。
本ページでは、ブロックエディタで通常のYoutube埋め込みブロックを挿入した際の動作などについてのみ検証しています。別の方法、またはクラシックエディターで挿入した場合については不明です。
【WP YouTube Lyte】プラグインの用途や機能
このプラグインは、動画を読み込む代わりに、動画の最初の画像（スクリーンショット）を代替表示し、クリックされると動画プレーヤーが起動するという動作をします。
プラグインの説明では、Youtube APIとの連携を推奨していますが、特に連携しなくても動作はしてくれます（公式にある通り、一部機能制限があったりするようですが．．．）。
ちなみに以下のページでは、このプラグインを有効化した状態の元、Youtube動画を2つ挿入してますが、非常に快適に表示されますのでサンプルとしてご覧いただければと思います。
サンプルページ：ヤンヤンのテスト投稿
また、既に挿入済のブロックに対しても画像との置き換えを行ってくれるので、過去の投稿について何も修正等することなく動作する点もおすすめです。
本ページを最後に編集したときの環境・バージョンなど
プラグインは製作者によって日々更新されていくため、この紹介記事が最新バージョンのものであるとは限りません。参考までに本記事の最終更新日時点におけるテスト環境、プラグインバージョン、プラグイン導入時の留意点などを記載しておきます。
プラグインを使用（試用）したテスト環境・公式ページなど
この紹介記事作成にあたって、試用（テスト）を行った環境、本記事で紹介するプラグインバージョン、現在配布されている最新バージョン、公式ページのリンク等は以下の通りです。
| テストしたサーバー | カラフルボックス
 |
| WordPressバージョン | 6.1.1 |
| PHPバージョン | 8.0.26 |
| テストしたテーマ | Twenty Twenty-Two |
| プラグインバージョン | 本記事で紹介するために試用したバージョン ：1.7.21 公式サイトで配布されている最新バージョン ：1.7.23 ※バージョンが違うと、仕様が大きく変更となっている可能性があります |
| テストした日 | ※本記事の最終更新日であり、実際の試用日とは異なることがあります |
| 公式サイト | https://wordpress.org/plugins/wp-youtube-lyte/ ※wordpress.org上のページへのリンクです |
| 作者サイト | ※プラグイン制作者の独自ページ（サイト）リンクです |
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール（CMS）で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版（Pro版）がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください（ここでは質問にお答えすることはできません）
【WP YouTube Lyte】プラグインの設定画面や表示画面の日本語化と翻訳
【WP YouTube Lyte】プラグインは有効化すると日本語で使用できるようになっていますので、英語が分からない方でも安心して使えます
【WP YouTube Lyte】プラグインのインストールと設定方法
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください（プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください）。
WordPressを使い始めて間もない方（初心者の方）は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール＆追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
基本的な設定方法と使用方法
日本語化されているので、恐らく問題はないと思いますが、大きくは以下の設定が必要です。
- プレーヤーのサイズ
- プレーヤーの位置
- 通常の YouTube リンクや iframe の記述も変換するか ?
冒頭でも書いた通り、Youtube APIとの連携を勧められますが、連携しなくても動作します。
【WP YouTube Lyte】プラグインの補足事項
画像の保存先は外部ドメイン！？
私がこのプラグインを使用するにあたって、APIの連携はしていませんので、以下は連携すると変わるのかも知れませんのであしからず．．。
代替表示される画像は、出力されるHTMLソースを見る限り、「i.ytimg.com」というサブドメイン内に保存され、ページ表示時にはそれを呼び出すようになっているようです。
従って、サイト内のどこかに画像が保存されるということではないので、この画像保存先の状況によっては多少表示に時間がかかるかもしれません（それでもYoutube動画プレーヤーを直接開くよりはかなり高速です）。
ただし、この保存先がなくなってしまった場合（恐らくこのプラグインの作成者が管理するドメインだと思われますので、プラグインが提供されなくなった場合）には、代替画像が表示されなくなるかも知れません。
あくまでもテストした時点では、そうした状況となってもプラグインの停止をすれば元の状態に戻りますから、心配はないと思われます。
ブロックエディター状の動作は通常通り
このプラグインはフロントエンド（閲覧画面）側でのみ代替画像をひとまず表示させるという動作をするようで、ブロックエディター上では通常の動画埋め込みと同じ動作になります。
従って、Youtube動画を埋め込んだページの編集を行う場合には、このプラグインを有効化しているかどうかに関わらず、いつもの？ゆっくりとした表示・動作になります。
このページの更新履歴
| 更新日 | 更新内容 |
|---|---|
| 2023年 1月13日 | 本ページを公開しました |
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