とあるプラグイン作者の方とメールでやり取りする機会があり、その中で出てきたことです。
まあ私はコードの知識がないので有料化といってもプラグインなどの翻訳ファイルを有料販売するようになった程度ですけど、その方も以前は無料版のみ制作をされていたそうです。
公式プラグインとしてアップしてダウンロードはされたものの、フォーラムなどで酷評され、改良するも結局業者などがそれを使ってサイト制作費を貪るためのツールとして使われる。むなしい・・・、で必要な部分をアドオンにして販売するようになったそうです。
本当に共感できました。
私も最初は便利なプラグインなのに日本語で設定できないのは残念、せっかくの機能なのに英語が分からないからと断念している方のお手伝いができれば・・・で翻訳を始めました。
でもやっていくうちに「無料だから使ってやる」というような感じが見えてきて、せめてアクセスアップのためにメルマガでも受け取ってよ!とメルマガ登録を必須とするも、最初の1通ですぐに配信停止する人、最初から捨てメールアドレスや絶対見てないでしょ!と分かるフリーのメールアドレスで登録する人が続出。
で、捨てメールアドレスでの登録を拒否するようにして会員登録させて・・・みたいなことしてましたけど結局同じ人が複数の翻訳ファイルをダウンロードして、結局その方と同じように業者の肥やしになってることがわかってきて・・・で無料配布を止めました。
止めたきっかけはとあるノウハウ販売サイトで翻訳ファイルを作りますよ!と出品したこと。数件でしたが需要があったんです。そして他のサービスでは法外な金額で請け負われている方も・・・。なーんだ、やってる人いるんだって感じでした。
その方も私と同様に決済を他のサービス経由にしていて、それをPaypalで自己完結にしたら収入が激増したらしいです(やっぱり他のサービスに遷移して登録してというハードルは高いみたい)、などなど本当に経緯は同じだなぁと実感しました。
営業力と人脈が制作業に大事なのはわかってるけど、でもねぇ、タダで手に入れたものを販売するものの中に取り込むのはどう??と無料で提供する側が感じることも分かってほしい(無料のものを見つける能力があるんだからと言われればそれまでだけど・・)。
だったら売ってしまおう!!で今に至っています。
いろいろな条件(ユーザー登録とかメルマガ受信とか)を付けて無料で配布してた頃と比べてダウンロードされる数は確かに激減しました。訪問はされるけど多分有料って見ただけで閉じたり、販売ページへ行ってまた登録??であきらめたりといろいろですが、何百円という少ない金額でも買わないなんて人よりは本当に必要な人にだけ購入してもらえればそれでいい!!という境地に達しています。
多分同じようにされる方もいるとは思いますが、多分誰かから入手した無料の翻訳ファイルを無理やり転売しようとしたりするのでしょうから、当然バージョンアップなんかには対応できず、意味も分かってないから不具合なんか出ても対処できず・・でそのうちいなくなっていくでしょう。
それ位の気概を持ってこちらは作成してますからね。プラグインにも作者にも癖があるので機械翻訳してたら意味不明なんてものも多いですから結局機能がわかってないと翻訳なんかできない(特に有料で販売なんて恐ろしくてできない)ですからね。
そうそう、この間翻訳を販売しようとしてる?人からもオーダー来たなあ・・・その人のサービス見たらすごい金額で販売していくつもりだったみたいですけどね。もちろん断りましたよ。
まあまあその他プラグインやテーマ翻訳にはいろいろコツがありますから経験こそすべて、最近ではボランティアの方が必死に公式リポジトリへ翻訳ファイル提供されているようですが、それもそのうち・・・でしょう。
何にしても同じ経験、考え方の方と実際にお話しできたので安堵したというかうれしかったです。
この日記、サイトの表には全くでないから書きたい放題。サイトの中にはこういうコンテンツもありだな!と思います。