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サイトのAMP化後はエラーとの闘い!?

公開日:2020(令和2)年1月6日/最終更新日:

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【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

このところすっかりGoogle Search Consoleとお友達状態です(笑)。

全記事のチェックをしているわけではないので、エラーが出ることは覚悟していましたが、まさかこんなにあるとは・・・(泣)。

一番多いのは記事内に挿入した画像の中で幅と高さが指定されていないもの。

次に多いのは、広告タグなどで独自スクリプトを使っていて、そのままになっているもの。

わずかにあるのがコードの紹介表示で「<」などを特殊文字変換し忘れてて、AMP検証でコードと認識されてしまったもの。

注意を受けているのはアイキャッチ画像が小さいもの(パソコン上ではCSSで拡大されているので気づかなかった・・・)

といったところ。最後のアイキャッチ画像についてはあくまでも警告(注意)でエラーではないからゆっくり片づければいいとして、その他についてはエラーなのでコツコツ修正しています。

まあ2000記事超あって数十件のエラーなら及第点でしょうし、特に相当過去の記事でコードを特殊文字変換し忘れてたのなんて逆に良く気付いてくれました!!と感謝しています。

修正後は再検証をクリックして様子見。Google様は夜間(恐らく時差の関係でしょう)にチェックが進むようで、朝開くと結果が表示されているという感じになります。

また同じ記事で複数の項目について指摘があると重複してエラー扱いになるので一見膨大に見えるのですが、とにかくエラーにならないようにすればいい話ですから、PHPプログラムが動かなくて煙が出るのに比べたら楽ちんな作業です(笑)。

AMPはGoogleの検索経由からのアクセスだけでなく、Yahooモバイル検索、Bingモバイル検索でも対応している機能。

Yahoo:AMP対応ページ表示について

Bing:BingAMPビューアとBingAMPキャッシュの紹介

既に数日でyahooの検索結果からもキャッシュされたページが表示されていますし、まだ日が浅いのでBingはまだ未対応のようですがそのうちAMPページがキャッシュされて高速表示されるようになることでしょう。

国内ではGoogle、Yahoo、Bingの検索に反映されればほぼすべてを包括できるでしょうし、私のサイトへの検索経由アクセスもほぼこの3つですから、根気よくエラー対処していけば快適にページを見てもらえるようになる、やった甲斐があったってもんです。

結構エラー対応できずに断念した方も多いみたいですが、酷評すれば「プラグインやテーマ任せで自分で対応する能力がないだけなんじゃ?」と思えるものばかり。

Google Search Consoleでエラーが出たら

  1. Google ChromeブラウザでAMP Validatorを有効化(即座にAMPでの表示がOKなのかどうかの判断ができる)
  2. 外部リンクマークをクリックしてページを表示する
  3. AMP Validatorのアイコンをクリックしてエラー内容と行数を確認する
  4. ソース表示をしてその行数にあるエラー内容と一致する部分を確認
  5. AMPスラグ(このサイトの場合は末尾に「?amp=1」)を省いて通常表示させ、記事の編集(修正)
  6. 再びAMPページとして表示させ、AMP Validatorのアイコンにエラー表示が出ないことを確認

して、すべて終わったらSearch Consoleで再検証のリクエストをすれば終わりなのですし、対応しただけエラーはなくなっていくのですから大した苦労でもないでしょうに・・・。

また、AMP離脱の理由として挙げられている関連記事が通常ページ・・についてもAMPページで表示させたかったら関連記事のテンプレートを分けて、URLにAMPスラグを追加すれば済む話ですし、そもそも関連記事が通常のレスポンシブ表示でもいいのでは?と思います。これが原因で離脱率が上がるとも思えないのですが・・・。
※ただし、最初はクローラーが頻繁に来ますから、Google Analyticsで除外していなければPV数1のセッションが落ち着くまでは増えるので、離脱率はその分上がるでしょうけど、それも落ち着けば解消されるでしょって話でしょうしね。

何度も書いてますけど自力対応してみて感じたのは対応しているテーマやプラグインは、あんな場合、こんな場合・・・と実にいろんな人がいろんな機能を使うことを想定して書かれていて、個人的にはすごいなぁと感心してます。それでもエラーが出るのであれば自身で対応するしかないと思いますから、頑張って修正していきましょう。

AMP対応ってSEOへの影響、アクセス数の増減など作り手側から見た意見が大多数を占めていますが、そもそもAMPは

  • ページの容量を抑えてモバイルでの転送量を減らす(=高速表示)
  • Googleがキャッシュすることで、サイトのあるサーバーに接続することなくページが表示されるのでサーバー負荷が減る

のが主目的で、AMP化によって

  • 表示速度が大幅に改善される
  • 表示中の離脱なくページを見てもらえる人が増加する
  • 重要なページとして検索順位が上がる
  • それによって同時アクセス数が増えても遅延なく表示される(サーバー負荷軽減)

という作り手側のメリットが生まれてくるものだと私は考えますので、やっておいて損は絶対ないと思います。

デザインについても禁止されているのは枠線(border)位ですからCSSで調整すれば特に質素すぎることもないかと思いますし・・・。これも知識の問題でしょうね。

最初は「なんじゃこりゃ!」「あれもダメこれもダメってレギュレーションきつ過ぎ!!」なんてブツブツ言いながら対応を進めていましたが、今ではゴールが見えて晴れやかな気持ちです。ページが高速表示されるのはやっぱり爽快ですよ!!