2018年にバージョン5.0がリリースされて使えるようになったブロックエディタが使えるようになって、ずいぶん時が流れました(WordPressの歴史については公式サイトで確認ください)。
私も当初は「なんて使いにくいものにしてくれたんだ!」と速攻でClassic Editorプラグイン入れて元に戻し、「そうそう、こうやってタグが打てないとダメなんだよ!」なんてブツブツ言ってました(笑)。
そんな私がブロックエディタを使い始めたのは、恐らく日記が残ってる2020年3月頃でしょう。
この時のタイトルにもある通り、当時はWordPressに同梱されているブロックエディタと、先行して開発が進んでいる「Gutenberg」プラグインの区別もついていなかった..位未知の世界でした(笑)。
そこから数年、もうすっかりブロックエディタに慣れ、タグ打ちなんてしないから忘れてるかも..という位になりました。
ただ、機会があって他の方のサイトをみさせていただく時や、SNSなどでは、未だにClassic Editorプラグインが必須で、テキストエディタで投稿や固定ページ作りをしている方が結構いるようで、何でかな?と考えたとき、ふと「タグ打ちできないからなのかも..」にたどり着きました。
結論から言うと..ブロックエディタでもHTMLやCSS、JS、jQueryなど普通に使えるんです。ただテキストエディタのように打ち込めばという形ではなく、それ用のブロックを使うということにはなりますが..。
使うのは「カスタムHTML」というブロックで、ブロックの追加からいつでも使うことができます。
「カスタムHTML」ブロックでHTMLを入れる場合以外は
<style></style>・・・デザインコード(CSS)の場合
<script></script>・・・JSやjQueryの場合
タグで囲む必要はありますけど、それもテキストエディタと同じですからね。
もちろん他のブロックとの混在もできますし、ブロックを挿入して書いたものをHTMLとして編集することもできます(下図は段落ブロックをHTML編集する場合の例です)
「・・・(縦)」をクリックして「HTMLとして編集」をクリック
すると、タグが入ったものに変わるのでそこで編集
編集後はそのままでもいいし、もう一度「・・・(縦)」をクリックして「ビジュアル編集」をクリックすれば、タグのない状態に戻ります。
1つだけ注意しなければいけないのが、表を作るテーブルブロック。HTMLとして編集した時に途中改行を入れたり、タグに間違いがあったりするとブロックが壊れてしまう(再編集もできないっぽくなる)から、基本テーブルブロックはHTML編集しないようにすればいいでしょう。
恐らく旧エディタを使えるようにするClassic Editorプラグインのサポートはもうしばらくあろうかと思いますが、WordPress自体は確実にブロック編集へ舵を切っているので、なるべく早いうちにブロックエディタでの編集に慣れていった方がいいように思いますし、慣れてくると手放せなくなることうけあいですヨ。