当サイトではWordPress向けの、特にプラグインに対する日本語翻訳ファイルを提供させていただいています。
そしてその翻訳ファイルを便利にお使いいただけるよう、3つのプラグインを無償で配布させていただいております。
本ページではそれぞれの配布ページのご案内と、機能の紹介をさせていただきます。
HA Language Overwrite
このプラグインは、WordPressの翻訳ディレクトリにあるファイルが適用された後で、プラグインの管理画面からアップロードした翻訳ファイルを適用させるために作成したもので、.mo .po .l18n.php .json形式のファイルをアップロードできるようにしています。
このプラグインを使うことで、サイトの翻訳ディレクトリに転送したご自身の翻訳ファイルが知らない間に代わってしまう(WordPress公式の翻訳サイトで更新された翻訳ファイルで上書きされてしまう)のを防ぐことができますが、以下のような制限があります。
- 日本語以外のロケール(言語)ファイルには対応していない
- json形式のファイルは元のスクリプトファイル名に戻す必要がある
これを改善したのが、後述する「HA Force Update Plugin Language」プラグインですので、より多言語に対応させたい、json形式のファイル名をそのままの文字列で扱いたい場合にはそちらをおすすめします。
HA Language Overwriteは以下のページで詳しく説明および配布をしていますので自由にお使いください。
HA Force Update Plugin Language
このプラグインは、HA Language Overwriteの後継としてリリースしたプラグインで、HA Language Overwriteのように後から翻訳を適用させるのではなく、WordPressサイトの翻訳ディレクトリにあるファイルを、同プラグインの管理画面からアップロードしたファイルで書き換えてしまうという機能で構成されています。
HA Language Overwriteのように、WordPressで用意されている後から翻訳を適用させる関数を使わずに、ページの遷移時にファイルを直接書き換えるという機構上、多くの方が訪問されるサイトでは、書き換えが頻繁に行われることになるため、多少パフォーマンスに影響が出ることが懸念されますが、HA Language Overwriteのように2重処理をするのではなく、裏側で常に書き換えたファイルをWordPressの機能を使って翻訳するという点では理にかなっていると考えています。
また、管理画面からアップロードしたmo形式のファイル名をテキストドメイン(プラグインの翻訳ファイル名)としているプラグインに対するWordPress公式上で編集された翻訳ファイルの更新を停止するようにしていますので、ほぼ常にご自身でアップロードされた翻訳内容が適用される点も優れていると思います。
また、json形式のファイルはそのままのファイル名でアップロードさせて適用させることが可能ですし、日本語以外の言語でも対応可能なのが利点です。
HA Force Update Plugin Languageの詳しい説明、およびダウンロードは以下のページから行えますので自由にお使いください。
HA Disable Translation Updates
このプラグインは翻訳ファイルの適用とは関係ありません。
このプラグインは、管理画面上に表示される、現在サイトで有効化されているプラグインの一覧でチェックを入れたものに対して、WordPress公式の翻訳ディレクトリからの更新を停止する機能を持っています。
先に紹介したHA Force Update Plugin Languageのように書き換え作業が発生しない分、パフォーマンスへの影響は少ないのが特徴で、FTPなどを使ってサイトの翻訳ディレクトリへ直接ファイルを転送しても、公式から上書きされないようになり、自身の翻訳ファイルを適用させることができます。
しかしながら、私の検証段階では確実に動作することは確認しましたが、サイトの状態などによっては100%翻訳が更新されなくなるという確証がありませんので、ご自身で翻訳の更新が確実に止まることが確認できた場合を除き、HA Force Update Plugin Languageを使用されることをおすすめします。
万が一このプラグインで更新が止まらず上書きされてしまった場合に備え、自身の翻訳ファイルのバックアップは確実に行っていただくようお願いします。
HA Disable Translation Updatesに関する詳しい説明やダウンロードは以下のページから行えますので自由にお使いください。