カゴの中に複数の鉢が入っている寄せ植え商品。母の日のプレゼント用やお祝い用としてたくさん店頭に並ぶ時期がありますね。
そこに入っている鉢の1つとしてよく使われている【ミニバラ】。うまく育ってますか??
一般的には簡単に育つもの、簡単に殖やせるもの程入手しやすい価格で販売されるという流通の法則からすると、ミニバラも園芸店などでは比較的安く手に入るので簡単だろう・・と思って購入。
でも・・・何度やっても失敗。今までに何度購入しただろうか?
結局どの植物も家の環境に慣れてしまうまでが勝負。慣れてしまえば簡単に育てられるのですが、どうも我が家にとってミニバラは難しい植物のようです(笑)。
購入してきた植物をうまく順応させるためには
- 購入した時の環境をできるだけ再現する
- 植え替えは落ち着いてから、または今までの土そのままで!
というのが基本。
それを守っているつもりなのに何ででしょうね??
そしてミニバラに限らず購入してきた植物がすぐに枯れてしまうときは
- 水切れ(やっているつもりでも実はほとんど流れてしまってる状態)
- 日照不足、またはその逆
- すでに土の中の養分がない
という原因がほとんど。
これを踏まえて再チャレンジすることにしました。失敗して終わってたら進歩ないですからね。
今年は何でも載ってるインターネット、テレビの園芸番組などでいろいろと調べて、以下のようにしてみることにしました。
水枯れ対策
鉢植えの植物は水をやってるつもりでも上からの水やりだけではほとんどが流れ出てしまうというのをどこやらのテレビで見ました。
実際水やり後に鉢を持ってみると浸透してないのがよく分かります。
そこでその番組の知恵を拝借して対処、その方法は
バケツに鉢が泳いでしまわない程度の水を入れ、そこへ最低でも30分程度浸けておくこと
つまり底面から吸収させると良いと云うことです。
底面給水というと常時受け皿に水をいれていつでも植物が水を吸える状態にすることなのですが
これを環境に慣れていない状態でしてしまうと速攻で根腐れしますから、今回の場合はよく出てくる「表土が乾いたらたっぷり!!」を確実に行うということです。
すぐに植え替えしない
毎回植物を買ってくると、今まで小さな鉢でさぞ苦しかったろう??と大き目の鉢へ植え替えてました。
もちろん大きな鉢へ新しい土を入れ、購入してきたままのものを埋め込む?方法でできるだけ環境を変えないようにという配慮はしていましたが・・・。
でもやっぱりこれもダメージになるのかも??ということでしばらくの間そのまま管理することにしました。
うどん粉病対策
なんだか歴代のミニバラたちは、何となく元気がないなぁ・・の後、白い粉(いわゆるうどんこ病)になって枯れていくというパターンでした。
うどん粉病は「日照不足」「風通しが悪い」「葉の乾燥」というのが大きな発生原因になるそうです。
多分我が家は前の2つについてはクリアしていると思われますので今回は対策として
1日数回霧吹きで葉茎に水を与える(いわゆる葉水)をする
ことにしました。
今度こそ!!今年こそ!!うまく育ってくれるといいけどなぁ・・・。
そして、鉢でもうまくいかないのに大丈夫??と思いつつ・・・切り花からのバラの挿し木にも挑戦しようと思います。