

背景の窓や物干し竿の高さと比較してもらうと分かると思いますが、不格好に伸びてしまい、しかも冬越しで下葉がまったくなくなってしまったフィカスウンベラータの切り戻しと、天芽を残した挿し芽の方法を紹介します。
切り戻しやトリミングを行うのはこれから暑くなってくる5月~7月前半位が適当なようです。今回は7月に行いましたが葉がぐんぐん出てくる6月位がベストだと思います。
切り戻した株の芽は約1か月後、挿し芽は早ければ半月程度で鉢上げできるようです。
フィカスウンベラータの切り戻し

葉がなかったら芽が出てこないのでは?と思えてしまいますが、切る場所に気を遣えばそこから天芽が出て再生するようです。
上の写真は切り戻そうと思っている場所の節の写真です。切り戻そうと思う節の上の節の手前(写真で言えば一番上のところ)でカットすれば大丈夫です。
※切り戻したところや葉から結構なゴムの汁が出てきます。かぶれることもあるので気を付けてください。
今回は放置しすぎて幹が太くなりすぎ、切るのに苦労しました。
その後の経過 2016年7月25日
もったいないと思い、今回は天芽(先端の芽)の部分の再生にチャレンジしましたがあえなく枯れてしまいました。
基本通り、葉は1~2枚残し、水をたっぷりにし、残した葉は半分に切るというようにしたのですが残念です。ひょっとすると暑すぎたのか、大きく育ち過ぎたのかもしれませんね。またチャレンジしたいと思います。

葉のない状態のところまで切り戻したらさすがに不味いのでは?と思いましたが、切り戻しをしてから約10日無事に新しい葉が出てきました。・・・が、いろいろなサイトの情報にあったように天芽が出てくると思っていたのですが、予想していた天芽の出現ではなく、
なんと葉が落ちてしまった節から次々に天芽らしきものが出てきました。見たところ4~5か所から出てきているので凄い枝分かれになりそうです。