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フィロデンドロン・セロウムの特徴と育て方

更新日:

 /公開日:

2015(平成27)年10月16日

フィロデンドロン・セロウムの特徴と育て方



フィロデンドロンの仲間は世界に650~700種類あり、中でも写真のように葉が細かく割れている品種は「セロウム」や「ビピンナティフィドゥム」「ヒトデカズラ」と呼ばれて小さな苗で販売されています。

長い腕の先に大きな葉が広がりますので、広いスペースでゆったり育てられる方に向いている植物です。

【フィロデンドロン】の一般的な基本情報

項  目内  容
通称名・別名ヒトデカズラ/ビピンナティフィドゥム
類似品種
学名philodendron
花言葉
科名サトイモ科
属名フィロデンドロン属
原産国
分類宿根草 一年草 多年草 球根
背丈100cm
入手できる場所一般小売店(スーパーやホームセンターなど) 小型園芸専門店 大型園芸専門店 その他
入手できる形態種 
育てやすさ初心者向け 中級者向け 上級者向け
開花時期

【フィロデンドロン】を上手に育てるために適した環境、殖やし方など

項  目内  容
夏場の置き場所屋外の日向・半日蔭・日陰・どこでも 屋内の日向・半日蔭・日陰・どこでも
冬場の置き場所屋外の日向・半日蔭・日陰 屋内の日向・半日蔭・日陰
耐寒温度0℃程度まで
殖やし方挿し木(芽) 接ぎ木 種 株分け その他()
特別な肥料等
好む土質

【フィロデンドロン】を育てるための日常管理

新芽は日に向かって伸び、葉が出ますので、葉の幼生が出てきたら方向をよく考えてまわしながら育てると大きく葉を広げた樹形になりますので、かなりの面積を占めてしまうため工夫が必要ですが、葉の生えてくる方向を支持しやすい植物でもありますので、やり方次第では非常に見ごたえのある植物になります。

葉が出るたびに気根が出てくるので土に誘引するか、添え木に絡めるようにして木が倒れないように工夫が必要です。

思ったよりも大き目の鉢に入れ、幹を安定させないと葉の重みで傾いたりすることがあるので注意しましょう。

【フィロデンドロン】を管理する上での注意点、かかりやすい病気など

項  目内  容
かかりやすい病気うどんこ病・すす病・べと病・炭そ病・軟腐病・モザイク病・その他()
つきやすい害虫ハダニ・カイガラムシ・アブラムシ・ハムシ・コナジラミ・ヨウトムシ・その他()

新しい葉茎を上に向かって伸ばすためには、真上からの光が必要となります。まっすぐ育てたい場合には屋外での栽培のほうがいいと思います。

ボリウムのある植物ですが、たくさんの葉を維持しながら育てることが難しく、通常4~5枚の葉以外は次第に枯れてしまいますのでたくさん植わっている植物の中のセンタープラント的に使うときれいにレイアウトできると思います。

【フィロデンドロン】の管理に役立つ動画

植物の育て方や手入れの方法などを分かりやすく解説してくれているprotoleafさんのYoutube動画です

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