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朝顔(アサガオ)の摘芯(摘心)の仕方

更新日:

 /公開日:

2016(平成28)年7月3日

朝顔(アサガオ)の摘芯(摘心)の仕方



手軽にグリーンカーテンが作れる植物の代表格といえば「アサガオ」や「ゴーヤ」中でもアサガオはきれいな花がたくさん咲くので日よけとしてではなく観賞用としても綺麗ですね。

同じ朝顔でも摘芯という1手間で劇的に変わるのであればやっておいて損はありませんから是非行うようにしましょう。また、つる性の植物であれば同様のことが言えますからいろいろ試してみてください。

朝顔の摘芯をする効果

朝顔に限らずつる性の植物では同様に摘芯することで

  • 脇芽から出たつるが良く伸びるのでより密度の高いグリーンカーテンが作れる
  • つるが多い=花がたくさん付く

といった効果があります。逆に摘芯しないと

  • 親づるだけが伸びてしまいボリウムがない株になる
  • 花の付きが悪くなる
  • 摘芯する場合と比べて早く枯れてしまうことがある

といった弊害が出ることがあります。

朝顔の摘芯の仕方

  1. 本葉の数が7~8枚になった頃、大体この位の株になったときに行います。
DSC_0013
  1. 親づるの先端から2節手前で脇目のすぐ上のところで摘芯します
DSC_0016

摘芯(摘心)と言っても特に難しいことはなく、上の写真のはさみの場所でチョキンと切るだけです。切る時に脇芽を傷つけないようにしましょう。

朝顔の摘心をする際の注意

  • 本葉の数が少ないと成長が止まってしまったり、脇芽が成長しなくなってしまったりすることがあります
  • 摘芯しても1株から育つつるの数は2~3本が適当です
  • つるの数を無駄にふやしてしまうと伸びが悪くなったり栄養不足で花付きが悪くなったりすることがあります

余談ですが、「てきしん」という言葉は「摘芯」でも「摘心」でもいいようです。

密度の濃いグリーンカーテンを朝顔で作る方法についても書いていますので一緒に見てくださいね

アメリカンブルーの開花とヒポエステスの挿し芽
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