室内で管理している観葉植物で一番発生しやすい害虫が「コバエ」です。
コバエはいつの間にか湧いてきて、気が付いたら鉢の周り中「ブーーーン」と飛んでいてうっとおしいものです。
どこから入ってくるのか??難しいですが、網戸などの隙間から侵入して卵を産んだり、食用の野菜などに付着してきたり、元々観葉植物や土に卵や幼生がいたりとさまざまだと思われますので、コバエを全く室内に入れないというのは不可能だと思います。
簡単な対策方法としては、コバエがどこから発生しているかをよく観察すればわかります。
その発生源は
ズバリ、鉢の底の土です。
試しにコバエがたくさん発生している鉢を皿から持ち上げてみてください。たくさんのコバエが出てきませんか??
ここを封じてしまえば必然的にコバエはいなくなります。逆に放っておくとどんどん広がっていきます。
根本解決のためには底面給水がお勧めです。底面給水については
で詳しく紹介しいていますので参照ください。
底面給水とは、少し深めの受け皿を用意して、上からではなく受け皿に水をためて給水する方法です。
中には乾燥気味に育てるようにと図鑑やインターネットサイトなどで書いてある観葉植物もあるかもしれませんが、植物はもともと吸いたいだけの水分を吸って育つので、水に沈めてしまうような「じゃぶじゃぶ」の状態でない限り滅多に根腐れなどしません。
昔は我が家でも上から給水していてコバエに悩まされていました。と同時にちょっと水の管理を怠ると乾燥して枯らしてしまうこともよくありました。
が、底面給水に切り替えることで、コバエの悩みも、乾燥の悩みも一気に解決!!
上から給水する時とりもよっぽど上手に育てられるようになりました。
コバエを撃退するもう一つの方法
底面給水で繁殖場所である鉢の下の防御が終わったら、鉢の表面に湧くコバエも退治していきましょう。