最初にお断りしておきますが、完全な考察(私的な感覚)の記事ですので、実際にそうなのかどうかはやってみていただくしかないと思います。
このサイトの記事はWordPressに関するものが多く、それ自体が無料ツールなので自動広告の表示判断としては特に広告を出すべきではないという判断をされているのかも知れませんが、少しテーマを変更したら結構な頻度で表示されるようになりました。
時期によるのか?広告主の掲載範囲によるものなのか?何分Google Adsenseが広告をここに挿入しよう!と判断することなのでなんとも言えません。
このサイトは元々昔の規約に沿って決まったサイズの広告を貼れる数通りに設置していました。そして自動広告が始まると同時に記事下のダブルレクタングル広告とリンクユニットを除いてすべて外し、自動広告にゆだねることにしました。機械学習なので長く機能させていれば絶対プラスになると信じて・・・でも結果は・・・急降下でした。
まあ同時に常時SSL化したり、サーバーを移転したりした作用?でアクセス数が落ちたのも原因の1つではありますが、それでもこれはひどい!!という状況になりました。
が、ここ最近アクセス数(PV数)は落ちた段階から微増程度なのに広告収益は回復基調にあります。全然表示されなかった自動広告も結構表示されるようになりました。特にサイドバー部分については全く表示されていなかったものが最近になってやっと表示されるようになりました。
どうしてって??ちょっとテーマの見直しを行ったからだと推察されます。
行ったのはAdsenseでメジャーなサイズの広告が表示しやすい幅にしたことです。
どういうことかというと、最近のテーマは多少画像よりもコンテンツ幅が小さくても自動縮小して表示してくれます。いわゆる「レスポンシブ対応」で備わっている部分です。CSS上で画像の幅などをpx指定して入れるのではなく%で挿入してくれるというものです。これによって例えば幅が600pxの本文へ1500pxの画像を入れてもきちんと幅いっぱいにして表示してくれるという機能というか効果です。厳密に言うとレスポンシブとはデバイスを判断してそれに応じた幅のサイト表示をする機能ですからちょっとニュアンスが違うのかもしれないですが、総じて割合を使うという点では同じことだと思います。
話を戻して、手動でAdsenseの広告を挿入するときどんなサイズを指定しますか??
多分多いのが336×280,300×250,728×90あたりではないでしょうか??前2つは主に本文下へ並列で入れる場合やサイドバーへ挿入する場合、3つめは本文へ挿入する場合が多いでしょう。
テーマの多くもそれがうまく表示できるように幅が設定されているのですが、見やすくするという観点からほとんどのテーマでは左右に余白を設けています(親要素であればパディングでしょうし、子要素であればマージンでしょうし・・・その場所によってまちまち)。それを差し引いた幅がこのメジャーサイズに合っているのか?を検証したことありますか??
例えば幅300pxの広告を挿入したければ、子要素(実際に広告が入る場所)は最低300pxないと当然ながら入らないですよね??
実は私もこの点をテーマ任せにしていました。そしてよく確認したらサイドバーの幅は336pxなのですが、もろもろ差し引くと実に中途半端なサイズになっていることが分かりました。本文もしかりです。
これをメジャーサイズが入りやすい幅にしてみたら・・・うまく表示されるようになりました。
これで単純に広告収益が上がるのか?はページの内容にもよりますし、何よりタイムリーな広告が表示されるようなコンテンツである必要があるのはもちろん必須要素かと思います。
が、自動広告に頼ってみたら逆に収益減となってしまった、とか、あまり効率よく広告が表示されない・・といった現象が出た方は一度チェックしてみるといいのかも知れません。