早いもので今年もあと一ヶ月、寒くなると風邪によく似た症状の感染症がたくさん出てきますね。
発熱・咳・くしゃみ・鼻水・悪寒・下痢などなど・・・
病気によって症状が全く違えばすぐに分かるのですが、似た症状が出るとやっぱり病院・・・ってことになりますかね??
でも流行っていそうな感染症と症状が分かっていれば、それなりの対処ができるでしょうし、何より症状が現れる=体が戦っている状態なのですからすでに自然治癒に向かって進んでいるのかも知れません。
話がそれてしまいました。早速ですが12月に流行する感染症トップ4です。大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員安井良則氏が発表した内容です。
12月に注意してほしい感染症は
<NO1> ノロウイルス感染症
<NO2> インフルエンザ
<NO3> RSウイルス感染症
<NO4> A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)
毎年のように同じような感染症ですねぇ。
みなさん気をつけましょう!!
菌やウイルスによる感染症は人の手を通じて運ばれてくることが多いですから、何かにつけて手洗い・うがいというのが一番の予防策ですね。
また、昔動物をたくさん管理していた経験からすると、予防というのはあくまでも「予防」であって感染するリスクを減らすものです。また、感染しても発症しない場合も多いですし、特に体力があるうちは感染に気づかないうちに体がウイルスや菌に勝ってしまう・・・というのがほとんどです。
感染予防を施すに越したことはありませんが、微弱に感染してもすぐにやっつけてしまう位の体力をつけるほうが大事だと思います。
動物も無菌状態で繁殖されたものは感染症に弱いことが多かったです。かかってしまうと本丸まですぐに到達されてしまうんですね、きっと。
でも、ある程度「ああここはいろいろな菌がいるんだろうなぁ」なんて思えるところで繁殖した動物たちは元気な場合が多かったです。その仔たちが持ち込んだと思われる菌やウイルスが人の手を伝って伝染し、無菌の仔たちに襲い掛かる・・・というのがパターンでした。
人間も動物ですから同じことが言えます。毎年流行するインフルエンザでも、予防しつくしている人のほうが、冬でも半そで半ズボンで過ごしている小学生よりも簡単に感染するような気がします。
まず体力をつけましょう!!