情報やページを作ったらすぐに見てもらいたいもの。しかし、そこにはまた長い道のりがあります。
ご存じの通り、サイトの情報が変更になった(追加された)際には
検索エンジンに更新した旨の通知をする(ping送信などを利用)
↓
検索エンジンクローラーが追加したり変更したりしたページを見に来る
↓
検索エンジンの検索データに追加するかどうか(インデックスするかどうか)を決める
↓
有用なページであればインデックス登録される
↓
うまく検索語句にヒットしてクリックされれば訪問される
といったプロセスをたどります。長い道のりです。
まず、サイト更新した後クローラーが訪れるまでには、現状のサイトの重要度が検索エンジンにとって高い(Googleではページランクという表現をしています)ときにはすぐに、重要度が低くなるにつれてなかなか見に来てくれません。ひどい場合には一週間から一ケ月、訪問すらしてもらえない場合もあります。これは検索エンジン側の判定なのでこちら側でどうすることもできず、ひとえに日頃の行い?となります。
そして、訪問してもらったページをインデックス(検索結果のデータの中に入れるか)されるかについても検索エンジン次第となります。これも日頃の行い的要素が強いですね。いくら単発でいい(内容が有用で情報に充分な量がある)ものを作っても、検索エンジン側が「ノー」と言えばインデックスされることはありません。
インデックス登録されて初めて訪問者が検索語句を入力して検索した際にリンクが表示されるきっかけになります。これはあくまでもきっかけであって、検索結果の表示される項目の中から大抵2ページ目位までに表示されないと、検索ヒットしたとしてもリンク経由で訪問してもらえる可能性はほとんどないと言っても過言ではありません。
検索結果の何番目に表示されるかは、そのページに対しての判断ではなくサイト全体やサイトの中のページ要素などいろいろな要素が考慮されるので、対策としては「いいと思われるページを作り続ける」「定期的に更新や追加をする」「サイト全体のボリウムを上げる」というようなことをして結果を待ちます。
・・・とこんな障害を乗り越えて初めてそのページへの訪問という形になります。長い道のりですね。ただ、そのページが有用かどうかが一撃で判断されるわけではなく、サイト全体であったり、他のページであったりといろいろな要素が変更されれば検索順位が上がる可能性がありますので、我慢して情報を提供し続けることが大事です。
私の経験上ですが、全くの新規でサイトを立ち上げた場合、検索経由である程度のアクセスがあるまでに最低でも半年~1年位の時間は要するように感じます。すぐに結果が出るものではないということを覚悟してサイト作りをしたほうがいいと思われます。
アクセスがないから放置しておいたら・・・久しぶりに確認したら結構なアクセスが・・・なんてサイトもザラにありますから、今やったことはゆっくり時間をかけて反映されればいい!!という気構えが必要だと思います。
気長にいきましょう。