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ブログで書いた記事をカテゴリー分けをするのは後々でいい

公開日:2015(平成27)年12月19日/最終更新日:

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無料ブログでもWordPressなどのブログCMSでも簡単に作れる「カテゴリー」や「タグ」。それ以外にも分類方法はいろいろありますが総称して「タクソノミー」と呼ばれています。簡単に設定できるのでどんどん増殖してしまいがちですが、これには弊害もあります。

通常記事を書くときは、「このカテゴリー」に「この記事を追加して」という感じでカテゴリー先行してしまうことが多いのですが、書き進めて行くうちにガラパゴス化したカテゴリーが発生してしまうことありませんか?また、このカテゴリーにも、このカテゴリーにも関連するからと複数のカテゴリーにチェックを入れてどちらからでも見えるようになんてしている方いませんか?

ブログやWordPressのようなブログ型CMSでも共通の「カテゴリー」によって紐づけしていく機能ですが、ここに登録していくことで確かにリンクページが1つできるのでSEO的に有利だったりアクセスアップが狙えたりするような気がするのですが、実はあまり意味のない作業なんです。

タグやカテゴリーを作っていくと当然ながらデータを格納しているデータベースが肥大化(大きくなって)していきます。そして、記事が表示されたりタグページやカテゴリーページを表示するたびにいろいろな場所からクエリ(表示させるためのデータベース動作)が多くなっていくため、表示速度に顕著な影響が出ます。WordPressでは特に100記事を超えたあたりからだんだんとサイト表示の速度が下がっていく感じがして、特にカテゴリーやタグが多いと余計に影響が出てきます。

一見一覧ページが自動で増えて便利なようにも見えるのですが、そのページに検索経由で訪問してくる人はほとんどいませんし、何よりも検索エンジン様が嫌う、「リンクばかりであまり重要でないコンテンツ」が増えていくだけで、逆にサイト全体の評価が下がることさえあるようです。特に1つや2つしか一覧にないようなカテゴリーやタグはその傾向が強くなる可能性があるばかりでなく、そこを訪問した方やサイト内リンクで見た方ががっかりする要素にもなりかねません。

本当に分けないと見づらい、管理しづらいという環境になるまでは極力カテゴリーやタグは増やさないようにして、できれば検索エンジンにインデックスされないように「noindex」タグを付与したり、「nofollow」タグを付与してそこから先のページを巡回しないようにしてあまり無意味と判断されるページへ検索エンジンクローラーが巡回しないようにした方が結果が良いようです。

そして本当にリンクさせたい記事同士はいわゆる「まとめ記事」で一覧を手作りしたり、そもそも記事同士をきちんと内部リンクさせた方が閲覧してくれた方に対しても、検索エンジンに対しても新設なサイトになると思います。