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WordPressで作るWebサイトのアクセスアップは無料ブログよりも時間がかかる

公開日:2015(平成27)年5月19日/最終更新日:

Knowledge Base Wordpress アクセス解析 アクセスアップ



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ホームページを作っていて

「あんまりアクセスないなぁ」という理由で更新を止めてしまったり、サイトそのものを閉鎖してしまったり、放置プレーしてしまったりする人多いですよね?

ブログやホームページを始めた人のいったい何人(何サイト)が1年以上継続しているのだろうと気になるところですが、コツコツ進めていきましょう。

さて、サイトへのアクセスアップ方法として実に様々な手法が多数のサイトで紹介されていて、中には「これさえやればすぐに○○アクセス」みたいにしてメールアドレスの登録を求めて様々なセールスレターを送ってくるところや、悪質になるとまるでゴミみたいな情報を販売しているサイトすらあるのは、アクセスアップについて興味のある人はご存知だと思います。

また、それらから本当に爆発的?なアクセスアップができた方は少ないのではないかと思います。メールアドレスを登録するような情報提供の仕方自体がマーケティング手法であり、決して直接的なアクセスアップの方法であったり、検索エンジン最適化(SEO対策)ではないのですから・・・。

最初にお断りしますが、このページを読んでいただいても、決してすぐに効果のあるものではありません。即効性をお考えの方は別のサイトをご覧ください。

前置きはこのぐらいにして・・・

サイトやツールの特性を理解して書く内容を使い分ける

WordPressはブログと固定サイトのちょうど中間的なツールで、時系列のブログ的な記事も書ければ、ほとんど変化のない情報を提供できる固定ページもある、ブログのように更新Pingの通知ができ、固定サイトにあるような掲示板の設置や画像ギャラリーのようなものも作れる・・・などなどいろいろなことができるツールですが、よほど読者のいるサイトでない限り、俗にいう「時事ネタ」には向いていません。

向いていない理由としては、
1.無料のブログのようにサイト内(同一トップドメイン内)にリンク機能(いろいろなブログの新着情報を集めているページ)などがないので、目に止まりにくい

2.基本的にはインターネットの大きな世界の中にあるたった1個のサイト(ドメイン)なので見つけられにくい

3.基本的な検索経由のアクセスの流れとして、記事の投稿→インデックス登録→検索ヒット→アクセスといった経路をたどるので、最新の時事ネタを毎日いくつも投稿し続けられないとたまたま検索ヒットして訪問されても「過去の情報」になってしまう

一方、無料ブログツールは、それ自体が前述の1がブログ運営者によって整備されており有名なアメーバやSeesaaといった無料ブログは登録者(ブログを作っている人)が多く常に新鮮なネタの寄せ集めができているので、それ自体が大きなサイトとして認識されているため、時事ネタを書いてもある程度のアクセスが望めるのです。試したい人はWordPressで記事を書いて、コピペを無料ブログでも同時に投稿してみてください。無料ブログ側のほうが初期段階でのアクセスが速いというのが実感できると思います。

また、ツイッターは無料ブログよりも時事ネタに特化していて、フォロワーの方が読む→自サイトへのリンクをクリックしてアクセスしてくれるというアクセスアップにはとても重宝するツールですが、どんどんツイートされていく特長から、瞬間的な利用に限定されます。

WordPressには記事やページを投稿&更新したときにツイッターへ自動的にツイートしてくれる
「Wp to twitter」などの追加プラグインが無料提供されているのでそれらを使って一時的にでも自分のサイトを見てもらう工夫をするといいと思います。

じわじわ効いてくる「アクセスアップ」の方法

QA AnalyticsQA Analytics

記事をどんどんブラッシュアップする

WordPressで書いた記事や固定ページは何も一度公開したら変更してはいけないなんて決まりがありません。

たとえば・・・
・検索経由で訪問した人の「検索ワード」を確認する。
 記事のキーワードやタグ、記事本文に要素を増やしてみるなどコツコツした作業を繰り返していくと、だんだん同じような記事の閲覧数が増えていきます。WordPressで検索ワードを見るなら「Wass Up」というアクセス解析プラグインがリアルタイムで情報収集ができるのでおすすめです。

・検索ワードでヒットした他のサイトを見る
 私はWassupプラグインから検索エンジンの画面が表示できるのでそこから見てますが、どんな情報が書かれているのか、どこが自分の記事と違うのかを見て自分の記事を更新していっています。

WebMasterToolを使って自分のサイトの傾向を見る

 Googleの提供しているサイト確認ツール「Web Master Tool」ですが、特に私が見ているのはサイトの要素です。重要ワードというのがそうなのですが、サイトの中でどんなワードがたくさん使われているのか(サイトの骨格となる言葉なのか)が一覧表示されます。

 ここで上位に出てくるのは当然自分の得意分野にまつわる単語なのですが、これを確認しながら、上位に出てこない単語を使った記事に注目しています。というのは、自分の書きたいことと、アクセスしてくれている記事のジャンルが乖離していることに気づけるはずです。今まで盲点だった記事分野を増やすことで、じわじわですがアクセスアップができます。

記事に反応があるのは数日後以降

 いちばん萎えてしまう要素なのが、自分の書いた記事に対する反応が遅いこと。これはアクセスが始まるまでの流れですから仕方ないと思います。検索エンジンにインデックスされるまでに時間がかかるし、インデックスされても検索ヒットして上位に表示されて・・・の後に見る人がタイトルをクリックして初めてアクセスがあるわけですから、アクセスがあること自体夢のようなアクションだと思うと短気な心も静まっていきます。

WordPressはキーワードよりもタグのほうが有利??

 これはまったくの私見ですが、「Meta Manager」プラグインなどを使ってキーワード欄に記入していくよりも、単純にタグへたくさんのキーワードを書いていったほうが、アクセスがあるように思います。WordPressではタグによってタグページ(同一タグを使った記事の一覧)が自動で作られるので、記事以外に露出する機会が増えるようになっています。Googleの検索エンジンクローラーは重複した内容を嫌うといわれていますが、実際にタグからのアクセスも多いので一概にそのようなことはないように思います。

記事やページにリンクされるとじりじりアクセスが上がっていく

 Google Web Master Toolの画面に「他のサイトからのリンク」という項目があります。ここを見るとどのぐらいのサイトからアクセスされているかが一目瞭然になります。この逆アクセス(一般的には被リンクといいますが)数が増えるとだんだん検索エンジンで上位表示されるようになってきて、これまた同じページへのアクセスがだんだん増えていきます。

 ひとつのページや記事へのアクセスが増える→その情報の中に関連情報へのリンクを張る→見てもらう→リンクしてくれる・・・といったようなルーチンができてくると他のページへのアクセスも増えてきて、サイト全体の評価が上がって・・・といった流れでアクセスアップ(サイト評価)が上がってくるように思います。

新しく作ったWordPressサイトでアクセスが増えてくるのは数ヶ月~半年以降

 これも経験談ですが、新しいドメインでWordPressのサイトを作った場合には、上記のような理由からサイトが認識され、ちょろちょろアクセスがあり、リンクが増え・・・といった感じになってくるのは大体数ヶ月かかるのかなという印象です。他に爆発的なアクセスを持っているサイトを運営していれば話は別なのですが、ひとつのサイトすらまともに存続できないのに、サイトを量産しても結局評価の得られるサイトは作れないのですから、まずは一つのサイトをコツコツ気長に運営していって、次というふうにしたほうがいいのでは?と思います。