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【WordPress】一番SEO効果の高いパーマリンク設定とスラグ変更

公開日:2015(平成27)年5月15日/最終更新日:

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 SEO(検索エンジン最適化)対策としてよくよく取り上げられているワードプレスのパーマリンク(URL構造)。いったい何がいいのか、どこがいいのか、どこが問題なのかを自分なりにメモ。

WordPressのパーマリンクとは

ワードプレスで基本設定(デフォルト)通りに記事や固定ページを作ると、記事や固定ページの番号がURLとして使われ、

「http://○○.co.jp/?p=記事番号」

として表示されます。この「?p=記事番号」をパーマリンクといいます。

この?p=記事番号という表記は短い記事の多いブログなどでよく使われるため、検索エンジンに巡回された際、「時事ネタを扱うブログサイトね」と認識されやすいようです。

WordPressではこの「?p=記事番号」の部分を任意に変更できる「パーマリンク設定」という機能が備わっています。この機能があるということは、サイトへのアクセス増減に関係することは何となく想像がつきます。

パーマリンク変更の仕方

WordPressのパーマリンク構造変更はいつでも行うことができます。

変更手順としては、「設定」→「パーマリンク」の画面から行うことができ、いつでも変更することができます。

よく勘違いされるのは、変更するとすべての記事や固定ページのURL構造が一斉に変わってしまうのでは?ということですが、この変更は、設定を変更した後で追加される固定ページや記事に適用されるもので、今まで作ったものには影響しません。

パーマリンク構造変更後に記事や固定ページを追加すると、変更されたパーマリンク構造に基づくURLが自動的に生成されるのです。

そして、ある程度の記事数を書いた後でパーマリンク構造の変更をすると、記事番号→新しいURLへ変換する作業をスムーズに行うために.htaccessファイルへ「こう変換しなさいよ」というコードを追加する必要があるときがありますが、同一画面に出てくるコードを追記するだけなのでさして大変な作業ではありません。

「WP Htaccess Editor」というプラグインを使えば、FTPを使って・・・といった特に難しい作業をしなくてもWordPressの管理画面から.htaccessファイルを操作することができます。

また、パーマリンク構造のことをWordPressの中では「スラグ」という別の言葉で表現しているので、パーマリンク構造の変更=スラグの変更ということになります。

いちばんいいパーマリンク設定は?

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよSEOに有利であろうパーマリンク構造を紹介します。

記事番号以外で絶対に変わらないものに設定するのが一番かと思われます。

絶対に変わらないものといえば

「記事や固定ページのタイトル」

ですね。

当サイトでもこれを採用しています。

が、ここで1つ問題があります。

WordPressも代表的な検索エンジンであるGoogleも英語が基本言語となっています。世界公用語ですからね。

そして、記事のタイトルをパーマリンク設定すると、日本語で書いたタイトルがそのまま英語から変換される文字記号(%aaなどといった表記)になり、ある程度の長さでURL自体は整形されるものの長いURLになってしまいます。

日本語表記のブラウザで見る上ではスラグ(パーマリンク)部分が日本語で表記されるので気にならないのですが、もともとのURLを見るとびっくりします。

これを防ぐために、日本語でタイトルをつけ、記事を書き始めてしばらくすると生成されるスラグをわかりやすい英語のものに書き換えておくと、英語でアクセスしてくるGoogleなどでも読みやすくなるようで、これがSEOに有利になるといわれています。

ですから、パーマリンクの変更=勝手にいいURLを吐き出してくれる・・・ではなく、スラグの変更を忘れて公開してしまったときにとりあえずブログですよ!ではないURLを吐き出してくれるものと認識して、記事を書く=公開前にスラグの変更を行うという癖をつけて、SEOフレンドリーな記事・ページ作りをしていきましょう。

スラグ変更時に気をつけること

スラグを変更すると、当然のことながら今まで検索エンジンに登録されていたURLとページの紐付けがなくなってしまうことになります。

そうなると今まで検索エンジン経由でアクセスされていたページや記事が、表示されなくなってしまいます(ページが見つからないといわれてしまいます)。

ある程度時間が経って、検索エンジンが新たにインデックス(登録)してくれれば改善はされていくのですが、これには最低でも1日、長い場合には数ヶ月かかったり、インデックスされなかったりしてしまうこともあります。

それを避けるために、301リダイレクトという処理をしていく必要があります。
「○ページへのアクセスを×ページへ転送してください」
という処理です。

これは自動で行うということができないため、プラグインを使って手動で設定していく必要があります。

301リダイレクトを行うプラグインとして有名なのは「Redirection」というプラグインです。古いURLと新しいURLを登録していけば自然にURLの変換を行ってくれるので、上記のような不具合が発生しにくくなりますのでぜひ行うようにしてください。1つ1つの記事や固定ページへの設定になるので根気が必要ですが、アクセスアップにつながる可能性があるのですからやっておくことをお勧めします。